コース要綱

2017商法I(企業取引法)

[講義基本情報]

教員: 松中 学
その他の教員: -
科目種別: 講義
開講時期: V期
対象年次: 3年
開講時限: 木3 木4
単位数: 4
必修の有無:
教室: -

 

講義概要 この授業は、商法のうち、商取引に関する法および支払決済に関する法を扱う。商取引法については、教科書の江頭・商取引法を用い、やや難解ではあるが現代的な取引や実務に踏み込む本書を理解できるようにする。支払決済法については、教科書の小塚・森田・支払決済法を用い、法ルールや制度の内容の解説と、なぜある法ルールが存在するのかについての機能的な説明が中心となる。

詳細な授業の進め方・スケジュールについては、初回授業時に資料を配付して説明する。
到達目標

この授業の目標は、取引の開始から支払決済までの商取引法の基本的な内容について理解することである。
すなわち、(1)商法および関連する法令と判例が作り出している法ルールの内容を理解する、(2)それぞれの法ルールがどのような目的のために存在し、現実にどのように機能しているかを理解することである。この中では、重要な解釈論上の問題とそれに対する判例を中心に与えられてきた解決についても理解することを目指す。

より具体的な目標としては、取引法の教科書とする江頭・商取引法(保険等を除く)を理解し、そこで登場する重要な裁判例や実務上の扱いについても、資料を読解して理解できるようにする。また、同書を通じて、業法も含めた関連法規の体系や所在についても理解を得られるようにする。支払決済法については、かつてのドグマティックな手形法学を身につけるのではなく、教科書(小塚・森田・支払決済法)で用いられる機能的な説明にもとづいて、様々な支払決済手段を統一的に理解できるようにする。

 

教科書 ・取引法については江頭憲治郎『商取引法〔第7版〕』(弘文堂、2013)、支払決済法については小塚荘一郎・森田果『支払決済法〔第2版〕』(商事法務、2014)
※なお、教科書に関する詳細は初回授業時に説明する。
参考書・参考資料 山下友信・神田秀樹(編)『商法判例集〔第6版〕』(有斐閣、2014)
成績評価方法 試験および平常点による。割合、算出方法などの評価方法の詳細は初回に説明するが、平常点は「出席点」ではなく、出席していれば与えられるものではない。他方、平常点は出席を強制する趣旨ではない。
履修条件 ・商法の中でも特に民法の特別法の性格が強いため、民法の理解があやふやである者は少なくとも履修までに勉強しなおし、履修中も必要に応じて勉強すること。
その他の注意

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1 イントロダクション 授業の概要と進め方の説明
2 商取引法1 商法総則、商行為法を含めた様々な法の位置付けを含む全体像を示す。
3 商取引法2 江頭・商取引法1
4 商取引法3 江頭・商取引法2
5 商取引法4 江頭・商取引法3
6 商取引法5 江頭・商取引法4
7 商取引法6 江頭・商取引法5
8 商取引法7 江頭・商取引法6
9 商取引法8 江頭・商取引法7
10 商法総則1 商法総則についての補足1
11 商法総則2 商法総則についての補足2
12 支払決済法1 支払決済法イントロ
13 支払決済法2 電子マネー、デビットカード、振込
14 支払決済法3 小切手
15 支払決済法4 約束手形
16 支払決済法5 その他

Assignments Summary:

日付 詳細