コース要綱

2017民事訴訟法

[講義基本情報]

教員: 村上正子
その他の教員: -
科目種別: 講義
開講時期: Ⅴ期
対象年次: 3年
開講時限: 水1 水2
単位数: 4
必修の有無:
教室: -

 

講義概要 私人間の紛争解決方法の1つである民事訴訟について、訴えの提起から判決に至るまでの一連の手続の流れを概観し、基本的な考え方や問題点を、具体的な判例を用いて解説する。
到達目標 授業を通して、私人間の紛争解決システムはどのように構築されるべきか、実際の民事裁判はどのように機能し、また現代社会においてどのような役割を果たしているかを考え、当事者間の衡平、裁判の適正・迅速という民事訴訟の理念を実現するために、考慮されるべき要素と、それぞれのバランスをどうとるべきかについて、自分なりに利益衡量できるようになることを目標とする。
教科書 安西明子・安達栄司・村上正子・畑宏樹「民事訴訟法」(有斐閣ストゥディア、2014年)
ISBN78-4-641-15007-2
参考書・参考資料 授業時に適宜指示する。
成績評価方法 定期試験による。
履修条件 特になし。
その他の注意

六法(小型でも可)を持参すること。

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1 民事訴訟の特徴 民事の紛争とその解決手続
民事訴訟の特徴と仕組み
2 訴訟の開始
訴え
訴えと訴訟上の請求
3 訴えの利益 将来給付の訴えの利益と確認の利益
4 当事者(1) 当事者能力
5 当事者(2) 当事者適格
第三者の訴訟担当
6 裁判所(1) 民事裁判権と管轄権
7 裁判所(2) 訴訟の移送
8 訴えの提起後の手続 訴状の提出と審査
重複訴訟の禁止
9 口頭弁論 口頭弁論の諸原則
口頭弁論の準備と争点整理
10 裁判所と当事者の役割分担(1) 弁論主義(1)
11 裁判所と当事者の役割分担(2) 弁論主義(2)
職権進行主義
12 証拠の収集と証拠調べ(1) 提訴前の情報及び証拠の収集方法
13 証拠の収集と証拠調べ(2) 証拠調べの手続(総論)
14 証拠の収集と証拠調べ(3) 証拠調べの手続(各論)
証人尋問と書証(文書提出命令)
15 証拠の評価と証明責任(1)

自由心証主義と証明度

16 証拠の評価と証明責任(2) 証明責任の意義と分配のルール
17 証拠の評価と証明責任(3) 立証負担の軽減策
18 訴訟の終了(1) 当事者による訴訟終了
訴えの取り下げと訴訟上の和解
19

訴訟の終了(2)

終局判決による訴訟の終了
判決の種類・申立事項と判決事項
20 訴訟の終了(3) 判決の効力
既判力(総論)
21 訴訟の終了(4) 既判力の客観的範囲
22 訴訟の終了(5) 既判力の主観的範囲
23 複雑訴訟(1) 複数請求訴訟
24 複雑訴訟(2) 多数当事者訴訟(1)
共同訴訟
25 複雑訴訟(3) 訴訟参加
補助参加と独立当事者参加
26 複雑訴訟(4) 訴訟承継
27 上訴・再審(1) 上訴(1)
控訴の提起と附帯控訴
28 上訴・再審(2) 上訴(2)
上告(権利上告と裁量上告)
29 上訴・再審(3) 再審
要件と手続
30 まとめ 手続全体の流れ
 

Assignments Summary:

日付 詳細