コース要綱

:(9300036))実定法基礎I

[講義基本情報]

教員: 高橋 祐介
その他の教員: 仲松 大樹、安積 孝師、樅木 良一、盛田 裕文
科目種別: 法律基本 共通
開講時期: 春学期
対象年次: 1年(3年コースのみ)
開講時限: 月6、火6、木6、金6(原則45分授業)
単位数: 2
必修の有無: 選択
教室:

 【講義概要】

 憲法・民法・刑法・行政法に関する法学未修者につき、基礎知識を定着させるとともに、要論点の理解を深め、かつ法曹として必要な法文書作成能力を涵養することを目的とする。本授業は4名の実務家教員が担当することにより、実務の第一線に立つ実務家の見識に触れさせ、法曹実務家の卵としての自覚をも促したい。研究者教員が担当する憲法・民法・刑法・行政法授業との連動を意識し、研究者教員授業の予復習と一体的な予復習といった効率的・効果的な学修を目指す。他の授業とは異なり、1コマ45分であるが、学修上の観点などから、2コマ分(90分)で開講されることがある。本授業の内容は、後期開講の実定法基礎IIの学修内容と連動している。

 具体的な授業担当は、憲法:仲松大樹弁護士、民法:樅木良一弁護士、刑法:盛田裕文弁護士、行政法:安積孝師弁護士であり、法情報ガイダンス(法情報調査等)担当の高橋祐介が本授業のコーディネートを行う。

 

【到達目標】

(1)研究者教員が担当する憲法基礎I・民法基礎I〜IV・刑法基礎I・行政法基礎Iの授業内容につき、理解不足を解消するとともに、多方面から問題を捉えることができるようになる。

(2)重要論点に関する簡単な問題演習などを通じ、法的な根拠を踏まえ、法的三段論法に沿う形で自己の意見を表現する力を完全に身につける。

(3)実務の第一線で活躍する実務家との対話を通じて、リーガル・マインドを常に意識させるとともに、将来実務法曹になる者としての心構えを修得する。

 

【教科書】

 全体として特に統一的な教科書は指定しない。基本的には、研究者教員授業で利用する教科書を利用されたい。

 

【参考書・参考資料】

 憲民刑行政法のそれぞれにおいて、担当教員が資料等を準備ないし指示する。

 

【成績評価方法】

 憲法25点・民法25点・刑法25点・行政法25点の配点で、それぞれ発言態度や課題等の平常点で評価する。

 

【履修条件】

 未修コース1年次生は原則として本授業及び実定法基礎IIを履修することを強く推奨する。

 

【その他の注意】

 本授業は、45分を1コマとして扱うが(合計で30コマ)、問題演習でまとまった時間が必要などの場合には、2コマ90分で授業が行われることがある。

 

授業計画

開講日付順授業計画(内容は科目毎授業計画を参照)

[第1回]4/13(木)民法12 [第2回]4/14(金)憲法12 [第3回]4/25(火)刑法12 

[第4回]5/8(月)行政法12 [第5回]5/16(火)刑法34 [第6回]5/18(木)民法34

[第7回]5/26(金)憲法34 [第8回]6/5(月)行政法34 [第9回]6/6(火)刑法56

[第10回]6/23(金)憲法56 [第11回]6/27(火)刑法78[第12回]6/29(木)民法56

[第13回]7/3(月)行政法5・6 [第14回]7/6(木)民法78[第15回]7/14(金)憲法78

 

科目毎授業計画

憲法

第1・2回

テーマ:4/14 実務法曹になるための憲法学習

講義内容:憲法学習の方法について、総論・統治と人権に分けて解説する。

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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第3・4回

テーマ:5/26 国会・内閣に関する基本事項の確認

講義内容:「憲法基礎Ⅰ」の講義内容のうち、政治部門(国会・内閣)に関する基本事項についての知識の確認を行う。講義中に十分に扱えなかった判例を詳しく検討する。

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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第5・6回

テーマ:6/23 司法権に関する基本事項の確認

講義内容:「憲法基礎I」の講義内容のうち、司法権に関する基本事項についての知識の確認を行う。講義中に十分に扱えなかった法令・判例を詳しく検討する。講義内容に関わる小テスト(択一式)を行って、学習の到達度を確認する予定である。

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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第7・8回

テーマ:7/14 憲法問題の検討

講義内容:総論・統治の分野に関わる論述式問題の検討を通じて、憲法学に特有な法的論証の作法を身に着ける。地方自治・財政等の項目に関する基礎知識を確認する。

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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民法

[第1・2回]

テーマ:4/13 イントロダクション・民法総則

講義内容:講師自己紹介、民事訴訟における民法 事例問題

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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[第3・4回]

テーマ:5/18 民法総則

講義内容:事例問題 行為能力・意思表示

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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[第5・6回]

テーマ:6/29 物権

講義内容:事例問題 物権変動

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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[第7・8回]

テーマ:7/6 民法総則・物権

講義内容:代理・時効

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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刑法

第1・2回

テーマ:4/25 イントロダクション

講義内容:講師の自己紹介、刑法総論のポイントを概説、小テストと解説。

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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第3・4回

テーマ:5/16 因果関係

講義内容:因果関係のポイントを概説、小テストと解説。

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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第5・6回

テーマ:6/6 不真正不作為犯

講義内容:不真正不作為犯のポイントを概説、小テストと解説。

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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第7・8回

テーマ:6/27 事実の錯誤

講義内容:事実の錯誤のポイントを概説、小テストと解説。

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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行政法

第1・2回

テーマ:5/8 行政法の特徴(他の科目との差異)

講義内容:行政法の特徴を押さえた上での学習方法について理解する。初回から、事例研究行政法を解きながら、行政法の基本原則の確認を行う。

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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第3・4回

テーマ:6/5 行政手続法の基礎(手続きの瑕疵)、行政裁量

講義内容:行政手続に関する一般法理、手続き的瑕疵の効力、及び、行政裁量の基礎を押さえた上で、事例研究行政法を解きながら、自身の理解度について確認を行う。

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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第5・6回

テーマ:7/3 行政手続法の基礎(手続きの瑕疵)、行政裁量(承前)

講義内容:行政手続に関する一般法理、手続き的瑕疵の効力、及び、行政裁量の基礎を押さえた上で、事例研究行政法を解きながら、自身の理解度について確認を行う。

授業時間外の学修活動:研究者教員の授業の予復習をしっかりしておくこと

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Assignments Summary:

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