コース要綱

:(9300085)企業法務Ⅱ

[講義基本情報]

教員: 野田 裕之
その他の教員:
科目種別: 展開先端
開講時期: 秋学期
対象年次: 3年(2年コース2年)
開講時限: 木5
単位数: 2
必修の有無: 選択
教室:

 

講義概要

主として,愛知県弁護士会の関係委員会の弁護士を講師として,①企業法務における法文書作成の重要性と作成のための基本的知識・技術を理解するとともに,②企業の海外進出に伴う渉外業務における留意点について,具体的事例に基づいた講義を実施する。法文書作成に関しては,実例や場面を設定し、予防法務として何を文書化しておくべきかを考え、実際の文書を作成する訓練を演習方式で行う。渉外業務については,愛知県の弁護士が具体的にどのような渉外業務を行い,企業の海外進出に携わっているのかを知り,将来の具体的な法曹像のイメージを持てるようにする。

到達目標 到達目標a)紛争予防のため、何を文書化しておくべきかポイントを摘出できる。
到達目標b)基礎的な契約書を自ら作成できる。
到達目標c)企業の海外進出に伴い必要とされる弁護士としてのスキルと心構えを理解する。



教科書 教科書は使用しない。

授業の進捗に応じて必要な資料を配布する。
参考書・参考資料 参考資料などは授業の中で紹介する。

成績評価方法 期末試験は実施しない。 通常授業の中で、契約書などの法文書作成55点(課題提出状況・内容)、平常点45点(講義への出欠及び発言等の参加状況)で評価する。
積極的な発言や、任意課題の提出・発表などを歓迎する。

履修条件 インターネットおよびMSワードを活用できること。

その他の注意 本講座は、企業法務Ⅱとなっているが、企業法務Ⅰを履修していない場合でも、問題ありません。
 愛知県弁護士会の関係委員会の協力を得ているので,多数の学生の参加を期待する。

 

1 ▽ガイダンス・企業における法文書作成の基本原則・役割
(9/28)
・講義の進め方等のガイダンス。
・企業法務として作成する法文書の種類と契約書作成の基本原則を解説する。印紙税についても言及。
・また,企業における契約書を作成する位置づけを検討する。

資料を読んでくる。

 

2 ▽企業における契約概論
(10/5
企業が締結する契約について,企業間契約や対消費者の契約があるが,それぞれの契約の特徴と留意点を概説する。 資料を読んでくる。
 
3

▽契約審査総論1
(10/12)

契約審査の意議及び企業の契約審査において法曹の果たす役割について学ぶ。 資料を読んでくる。
4 ▽契約審査総論2
(10/19)
各契約に共通の事項(損害賠償条項等)について,紛争事例を参考にしながら,契約審査の方法を学ぶ。 資料を読んでくる。
5 ▽契約審査各論1
(10/26)
売買契約書や取引基本契約書の審査について,紛争事例を参考にしながら,契約審査の方法を学ぶ。 資料を読んでくる。
6 ▽契約審査各論2
(11/2)
賃貸借契約書の審査について,借地借家法の適用関係等を復習しながら,契約審査の方法を学ぶ。 資料を読んでくる。
7 ▽契約審査各論3
(11/9)
担保設定契約(質権・抵当権・譲渡担保・所有権留保等)の審査について,その実行方法の検討をふまえて,契約審査の方法を学ぶ。 資料を読んでくる。
8 ▽契約審査各論4
(11/16)
業務委託契約,請負契約,委任契約等の審査について,紛争事例を参考にしながら,契約審査の方法を学ぶ。 資料を読んでくる。
9

▽渉外法務総論(11/30)

企業の海外進出に伴い必要となる法曹のサポートについて,全体像を概説する。

 資料を読んでくる。
10 ▽渉外業務各論-愛知から世界へ-
(12/7)
近年の国内市場の縮小及びグローバル化の進展に伴い、国内企業の海外進出が加速している。本講義は、国内企業が海外に進出する際に直面する法的問題を概観し解説することで、海外進出に関わる法務の全体像を把握する。 資料を読んでくる。
11 ▽渉外業務各論-外国法の取扱-
(12/14)
渉外業務においては必ずしも日本法のみを取り扱えば足りるものではない。いかなる場合に外国法を検討する必要が生じ、どのように外国法を調べればよいかについては、法務実務の観点から検討する。 資料を読んでくる。
12 ▽渉外業務各論-外国人雇用-(12/21)

海外で外国人を雇用する日本企業及び日本国内で外国人を雇用する企業が増えています。日本国内で日本人を雇用する場合と異なる点や注意すべき点について、解説する。

資料を読んでくる。
13 ▽渉外業務各論-英文契約書の基礎-
(H30/1/11)
英文で作成された契約書を取り扱う際に留意する点を解説し、実務家として英語の勉強の仕方についても述べる。 資料を読んでくる。

14 ▽渉外業務各論-紛争解決,外国判決の承認-
(1/18)
国際紛争においては、その80%が仲裁で解決されている。その原因の一つに外国判決承認の困難性があげられる。そこで、外国判決はどのような場合に承認されるかを概観した上で、国際仲裁とはいかなるものか、裁判とは何が違うのか、実務的な観点も含め解説する。 資料を読んでくる。
15 ▽渉外業務各論-合弁契約-
(1/25)
海外進出に伴い必要となる合弁契約について,その概要を解説する。 資料を読んでくる。
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https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/KPP7CL

Assignments Summary:

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