コース要綱

講義内容全体を対象とする論述試験を行う。期末試験:(9300076)知的財産法Ⅰ

[講義基本情報]

教員: 鈴木 將文
その他の教員:
科目種別: 展開先端
開講時期: 秋学期
対象年次: 2年(2年コース1年)
開講時限: 金4
単位数: 2
必修の有無: 選択
教室:

 

講義概要 本講義は,知的財産法の基礎理論及び個別法(特に著作権,商標法,不正競争防止法)についての基礎的知識の理解修得及びこれを応用する能力の養成を目的とする。知的財産法は社会経済の変化に対応した制度の構築運用が特に強く求められる分野であることから,本講義では,現行法を解釈・適用する能力にとどまらず,現代的課題に適応するための立法論・政策論を提案する能力の涵養も目指す。設例についての討論と補充的な説明によるプロブレム・メソッド方式で進める。
到達目標 (1)知的財産法の基礎理論及び著作権法,商標法等の個別法に関する基礎的事項を理解できる。
(2)上記基礎的事項を具体的問題に適用・応用できる。
(3)上記基礎的事項及びその発展的問題を巡る判例・学説の根拠・対立点を理解できる。
(4)現代社会に発生している新しい問題について,知的財産法の観点から構成・把握・分析することができる。
教科書

教員作成のレジュメを使用する。【レジュメはCanvasシステムから毎回事前に入手すること。】

準教科書については、追って指定する。


参考書・参考資料

判例集はなるべく手元に置いてほしい。以下のものを勧める。
大渕哲也ほか『知的財産法判例集』(有斐閣)
小泉直樹ほか『著作権判例百選〔第5版〕』(有斐閣)

 

成績評価方法 (1)節目に行う小テスト 20%
(2)講義における発言・討論への参加内容 15%
(3)学期末試験 65%
到達目標(1)について-小テスト
到達目標(2)について-発言・討論,学期末試験
到達目標(3)について-小テスト,学期末試験
到達目標(4)について-発言・討論,学期末試験
履修条件 なし
その他の注意

知的財産法科目の「I」から「演習」までのうち,「I」では知的財産法全体のイメージをつかむとともに,一般の弁護士等が事件で扱う可能性の高い分野(主に著作権法。不正競争防止法と商標法についてもごく簡単に触れる。)について学ぶことを目的とする。したがって,知的財産法分野を専門とすることを予定していない者にとっても,「I」の受講は有益と思われる。
「II」では主に特許法を扱う。
「演習」は、「Ⅰ」及び「Ⅱ」を受講済みの者(「Ⅰ」を並行して受講する者を含む。)を対象として、主に特許法及び著作権法に関する主要論点を扱う。

研究会等でやむなく休講することがあるため、補講日に注意(具体的日時は講義時に相談する。)。

 

 

1

知的財産法総論

 

1.知的財産制度が設けられている趣旨・目的を理解する。
2.知的財産法体系の概要について理解する。
3.知的財産権と民法上の物権(特に所有権)との違いについて理解する。

(予習)
1.レジュメを読んでおく。
2.最高裁のサイト等から判決(レジュメで指示)
を入手してみる。
3.主要な知的財産制度についてイメージを把握しておく。
(復習)
1.授業内容の再確認。

2

著作権法1

 

1.著作権制度の趣旨・目的を理解する。
2.著作権制度の骨子を理解する。
3.著作物の概念を理解する。
(予習)
1.レジュメを参照しつつ教科書を読む。
2.レジュメの課題につき検討しておく。

(復習)
1.授業内容の再確認。
3

著作権法2

 

1.著作物の概念を理解する(続き)。

(予習)
1.レジュメを参照しつつ教科書を読む。
2.予め提示された設問につき検討しておく。
(復習)
1.授業内容の再確認。
4

著作権法3

 

1.権利の主体について理解する。

(予習)
1.レジュメを参照しつつ教科書を読む。
2.予め提示された設問につき検討しておく。

(復習)
1.授業内容の再確認。
5

著作権法4

 

1.著作権(著作財産権)について理解する。

(予習)
1.レジュメを参照しつつ教科書を読む。
2.予め提示された設問につき検討しておく。
(復習)
1.授業内容の再確認。

 
6

著作権法5

 

1.著作権(著作財産権)について理解する。

(予習)
1.レジュメを参照しつつ教科書を読む。
2.予め提示された設問につき検討しておく。
(復習)
1.授業内容の再確認。

7

著作権法6


 

1.著作権(著作財産権)について理解する。

2.著作権の制限規定について理解する。

 

(予習)
1.レジュメを参照しつつ教科書を読む。
2.予め提示された設問につき検討しておく。
(復習)
1.授業内容の再確認。
8

著作権法7


 

1.著作権の制限規定について理解する。

(予習)
1.レジュメを参照しつつ教科書を読む。
2.予め提示された設問につき検討しておく。
(復習)
1.授業内容の再確認。


 
9

著作権法8

1. 著作権の制限規定について理解する。
2.著作権の存続期間について理解する。

(予習)
1.レジュメを参照しつつ教科書を読む。
2.予め提示された設問につき検討しておく。(復習)
1.授業内容の再確認。
2.これまでの学習内容の総復習。
10 著作権法9



1.小テスト



(予習)
1.レジュメを参照しつつ教科書を読む。
2.予め提示された設問につき検討しておく。(復習)
1.授業内容の再確認。
11 著作権法10


1.著作者人格権について理解する。 (予習)
1.レジュメと教科書の関連部分を読む。
(復習)
1.授業内容の再確認。

 
12

著作権法11


 

1.著作者人格権について理解する。
2.著作隣接権について理解する。

3.著作権侵害訴訟を巡る法的論点について理解する。






(予習)
1.レジュメと教科書の関連部分を読む。

(復習)
1.授業内容の再確認。
13

著作権法12


 

1.著作権侵害訴訟を巡る法的論点について理解する。
2.著作物のライセンス、出版権、権利団体について理解する。
 


(予習)
1.これまでの学習内容の復習。
2.レジュメと教科書の関連部分を読む。

(復習)
1.授業内容の再確認。
14 著作権法13





著作権法に関し、デジタル化・ネットワーク化と著作権、国際的問題等、残された主要論点について理解する。 (予習)
1.レジュメを読む。
2.冬期休暇を利用して、著作権法全体の復習をする。
(復習)
1.これまでの総復習。

15 商標法・不正競争防止法・全体のまとめ 1.商標法と不正競争防止法について、骨子を理解する。
2.講義全体のまとめ。
予習)
1.レジュメを読む。
 
(復習)
1.これまでの総復習。
16 期末試験

講義内容全体を対象とする論述試験を行う。

※本コースにメンバー登録を希望する学生は下記URLにアクセスしてください。名大IDとパスワードで認証し、「コースへの登録」ボタンをクリックします。

https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/M4K3L4

Assignments Summary:

日付 詳細