コース要綱

:(9300044)模擬裁判(民事)

[講義基本情報]

教員: 野田裕之
その他の教員: 藤本 亮、綿貫敬典(非常勤)、小林唯希(非常勤)
科目種別: 実務基礎
開講時期: 秋学期
対象年次: 3年(2年コ-ス2年)
開講時限: 金5・6
単位数: 2
必修の有無: 選択
教室:

 

講義概要 実際の民事裁判にできる限り近いものを学生に模擬体験させることを主な内容とする。
学生は、原告、被告の訴訟代理人として、それぞれの言い分と重要な手持ち資料から事実を抽出して、法律的に分析・構成し、訴状、答弁書、準備書面などを作成すると共に、争点整理手続を経て、証人尋問、和解、判決に至る、民事訴訟の一連の流れを実際に模擬体験する。
学生は、模擬法廷に立ち、自らの主張を口頭で弁論し、実際に証人尋問を行う。この法廷での学生のやりとりは、ビデオで撮影され、分析、検討される。この授業は、法律基本科目や実務基礎科目で学んだ様々な知識や技能を、実際の裁判に極めて近い形で検証するものであり、法科大学院における仕上げ段階の総合的学習として意義がある。
到達目標 a)民事訴訟の手続や全体構造を正確に理解することができる。
b)生の事実から重要な事実を抽出して,法的に分析し,法律構成することができる。
c)訴訟物,要件事実,主張・立証責任を,具体的事案に即して理解できる。
d)訴状,答弁書の作成や法廷での弁論により,自らの主張を分りやすく正確に表現することができる。
e)書証・人証によって,訴訟の争点を立証することができる。
教科書 なし
参考書・参考資料 【参考文献】
・加藤新太郎 『要件事実の考え方と実務』,民事法研究会,2002年
・加藤新太郎 『新版民事尋問技術』ぎょうせい,1999年

成績評価方法 1)平常点 50%
2)実体法や手続法の知識・理解,事実認定能力,要件事実に対する基本的理解,弁論能力,思考展開能力等の総合評価 50%
イ)訴状,答弁書,準備書面等の内容
ロ)法廷における弁論の内容(主張,争点整理等)
ハ)法廷における証人尋問の内容等により総合評価する。
原則として毎回出席することが必要である。
試験は行わない。
成績評価は合否評価になります。

履修条件 1)法律基本科目の必修科目のうち2年(2年コースは1年)までに開講されている科目について単位取得済ないし履修済(授業に通しての出席)であることが必要である。
2)ロイヤリングあるいはエクスターンシップのいずれかを履修済であることが望ましい。
その他の注意 十分な事前準備のため、おおよそ2週間おきに開講する。1日に2回分の講義を実施する(金曜日の5、6限)。開講日と開講時間に注意すること。第2から5回の講義では,比較的簡単な事例をもとに簡易な模擬裁判を行い民事訴訟の手続と全体構造を学ぶ。第6回からは、原告側チーム、被告側チーム、裁判官チームに分け、実務家教員と研究者教員が手分けして、原告側、被告側及び裁判官役の学生を指導する。模擬証人(役者)も早い段階から参加し、学生の事情聴取を受け、尋問の打ち合わせに参加する。

 

1 オリエンテーション
(9月29日)
模擬裁判の目的と授業計画の協議する。
DVDを視聴する。
原告代理人,被告代理人のチーム分けをする。
ディスカッションにチームごとの掲示板設置 円卓法廷教室(906)
2 資料配付とチーム分け
(9月29日)
資料の配付
チームごとに資料を基に,事案の検討を行い、尋問の準備をする。
円卓法廷教室(906)
3 裁判準備
(10月6日)
代理人は、当事者役の教員から事情聴取し、陳述書を作成する。集中証拠調べの準備をする。 民事法廷教室(文系総合棟3階)
4 口頭弁論
(10月13日)
第1回口頭弁論から判決まで(口頭弁論,証拠調べ,判決)の手続を行う。 ビデオ撮影あり(服装注意) 民事法廷教室(文系総合棟3階)
5 口頭弁論
(10月13日)
第1回口頭弁論から判決まで(口頭弁論,証拠調べ,判決)の手続を行う。 ビデオ撮影あり(服装注意) 民事法廷教室(文系総合棟3階)
6 グループ分け,資料配付。レクチャー
(10月27日)
グループ分けをし直し,新たな事件記録を配付する。第1回口頭弁論の準備をする。
弁論手続についてのレクチャーをする。
ディスカッションにチームごとの掲示板設置 民事法廷教室(文系総合棟3階)
7 第1回口頭弁論,裁判準備
(10月27日)
第1回口頭弁論を実施する。
代理人は,当事者役の教員から事情聴取し,主張書面,証拠説明書,証拠申出書,陳述書など次回期日に提出する書面を作成する。
裁判官は主張を整理する。
ビデオ撮影あり(服装注意) 民事法廷教室(文系総合棟3階)
8 弁論準備手続
(11月10日)
弁論準備手続(第1回)を行う。 ビデオ撮影あり(服装注意) 円卓法廷教室(906)
9 裁判準備
(11月10日)
代理人は,当事者役の教員から事情聴取し,主張書面,証拠説明書,証拠申出書,陳述書など次回期日に提出する書面を作成する。
裁判官は主張を整理する。
円卓法廷教室(906)
10 弁論準備手続
(11月24日)
弁論準備手続(第2回)を行う。次回集中証拠調べを行うことができるところまで(主張書面の陳述,争点整理,書証の取り調べ,人証の採否)手続を進める。 ビデオ撮影あり(服装注意) 円卓法廷教室(906)
11 裁判準備
(11月24日)
集中証拠調べの準備をする。
代理人は,当事者(役者)から事情聴取し,集中証拠調べの準備をする。
裁判官は主張を整理する。
円卓法廷教室(906)
12 集中証拠調べ(1)
(12月8日)
集中証拠調べ(第2回口頭弁論)の実施 ビデオ撮影あり(服装注意) 民事法廷教室(文系総合棟3階)
13 集中証拠調べ(2)
(12月8日)
集中証拠調べの実施(続き) ビデオ撮影あり(服装注意) 民事法廷教室(文系総合棟3階)
14 和解
(12月15日)
和解を行う。 ビデオ撮影あり(服装注意) 円卓法廷教室(906)
15 判決・総括
(12月15日)
判決、反省会を行う。
感想文の提出を求める(期限12月25日)。
ビデオ撮影あり(服装注意) 民事法廷教室(文系総合棟3階)
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https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/BXTJBT

Assignments Summary:

日付 詳細