コース要綱

(9300042)ロイヤリングBクラス

[講義基本情報]

教員: 榎本 修
その他の教員: 藤本 亮、吉浦 勝正(非常勤)、大楠 善和(非常勤)
科目種別: 実務基礎
開講時期: 春学期
対象年次: 3年(2年コース2年)
開講時限: 金1
単位数: 2
必修の有無: 選択
教室:

 

講義概要 民事事件の紛争処理過程において必要な弁護士の基本的技能の習得を目指す授業である。即ち,依頼者との面接・相談から始まり,関係者からの事情聴取,証拠収集,相手方との交渉,様々なADR手続による解決に至る,実際の紛争処理過程を模擬体験させることにより,紛争処理のために必要な弁護士の基本的技能が何かを学び,それを身につけさせる。
また,紛争処理過程を模擬的に体験することなどを通じて,紛争処理の場面によって弁護士がいかにあるべきかを理解する。
到達目標 a.具体的な紛争を事案に即して適切に解決することができる。
b.書証や当事者の言い分などの生の事実から重要な事実を抽出して,法的に分析・構成することができる。
c.模擬相談や模擬交渉などの実践場面において,相手方の意見や考えを十分に理解すると共に,自分の意見や考えを正確かつ説得力ある形で伝えることができる。
d.法律上の争点について議論,討論することができる。
e.弁護士として必要な責任感,倫理感を理解することができる。
教科書 実務ロイヤリング講義(第2版)(民事法研究会)
参考書・参考資料 各講義毎に、適宜紹介し、または用意して配布する。
成績評価方法 1)模擬面接,模擬交渉におけるパフォーマンスが30%
2)発言,討議への参加が30%
3)課題へのレポート(期末レポートを行う場合がある)が30%
4)受講第度が10%
上記a~e点の紛争処理に必要な弁護士の基本的技能の修得ができたかどうかを総合的に評定する。試験は行わない。
成績評価は合否評価になります。
履修条件 法律基本科目の必修科目のうち、2年までに開講されている科目について履修していることあるいは単位を修得していることが望ましい。
その他の注意 藤本亮教授及び吉浦勝正弁護士が、副担当として川合とともに学生の指導にあたる。後半から大楠善和弁護士が指導に加わる。学生が、模擬相談者、模擬当事者を担当することがある。

 

1 ロイヤリングとは何か

4月7日
弁護士はどのようなことをするかを考える。
弁護士にとって必要な資質は何かを考える。
これからの弁護士を考える。

2 法律相談(1)
初回面接の際の心構えと留意点

4月14日
法律相談を行う際に留意しなければならない点を考える。


3 法律相談(2)
-模擬相談-

4月21日
依頼者との初回面談での基本的技術について,ロールプレイを交えて学習する。

4 証拠収集と調査(1)

 4月28日
前回の法律相談の事例を基に、事実調査や証拠収集の基本的技術を学習する。
5 法律相談(3)

5月12日
法律相談の基本的技術について,ロールプレイを交えて学習する。

6 証拠収集と調査(2)

5月19日
事実調査や証拠収集の基本的技術を学習する。
7 受任する際の留意点。

5月26日
依頼者から事件を受任する際の基本的技術について,ロールプレイを交えて学習する。
8 ADRの実践(1)

6月2日
具体的な事案を基に、ADR手続申立を前提として、申立人と相手方に分かれて説得方法を検討する。





9 ADRの実践(2)

6月9日
上記事案を基に、ロールプレイを通してADR手続を学ぶ。
10 ADRの実践(3)

6月16日
第9回のローププレイの講評をする。
ADR手続の概要と長短を学び、ADR手続を含む各紛争処理手段の選択について検討する。

11 交渉(1)

6月23日
具体的な事案を基に、相手方と(直接)交渉を行う際の交渉方法を検討する。

12

交渉(2)


6月30日

上記事案を基に、ロールプレイを通して紛争解決の交渉の基本的技術を学習する。
13 交渉(3)

7月7日
交渉について意見交換をする。和解契約書を作成する。

14

委任終了時の処理等


7月14日

依頼者への説明、報告等のほか、委任終了時の処理についての基本的技術を学習する。
15 ロイヤリング全般について 

7月21日

ロイヤリング全般について

1~14回の講義内容を振り返る

16

期末レポート

 期末試験に代えてレポートの提出を求める

※本コースにメンバー登録を希望する学生は下記URLにアクセスしてください。名大IDとパスワードで認証し、「コースへの登録」ボタンをクリックします。

https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/C7D9E4

Assignments Summary:

日付 詳細