コース要綱

:(9300034)刑事訴訟法ⅠAクラス

[講義基本情報]

教員: 小島 淳
その他の教員:
科目種別: 法律基本 刑事系
開講時期: 春学期
対象年次: 2年(2年コース1年)
開講時限: 月2 金3
単位数: 4
必修の有無: 必修
教室: 月-第2講義室   金-911教室

 

講義概要 刑法の学修を踏まえ、それを実現するための刑事手続について、基本構造を
明らかにし、理論上、実務上の重要問題に検討を及ぼす。刑事手続の流れに
したがって、捜査、公訴、公判、証拠の順に進める(なお、証拠の一部と裁判、
上訴については、「刑事訴訟法Ⅱ」で取り扱う)。
各回の講義では、比較的簡単な設例・設問を用いて、制度・手続の概要・趣旨を
確認したうえで、実際の裁判例を素材に、討論を行い、問題発見・分析能力の
涵養を図るとともに、制度・手続の意義、相互連関について理解を深める。
なお、本講義は、「法科大学院における共通的な到達目標」(各自習室に置いて
ある閲覧用ファイル参照)を踏まえつつ、具体的講義内容を設定している。
到達目標 (1)刑事手続の基本的な流れとそこにおける法曹三者の役割がわかる。
(2)個々の制度・手続とその趣旨、それらを貫く基本原理がわかる。
(3)刑事手続の基本的理解を前提に、具体的事例において、それを用いて問題を
分析し解決に導くことができる。
(4)問題発見、分析、解決の過程を説得的に表現し、他者と議論することができる。

教科書 シラバスに掲載する「参考資料」・「検討事項(予習用資料)」・裁判例にそって
講義を進めるものとし、特定の教科書は指定しない。


参考書・参考資料

・田口守一『刑事訴訟法』(弘文堂、第7版2017年4月刊行予定)

・酒巻匡『刑事訴訟法』(有斐閣、2015年)

※酒巻匡「刑事手続法の諸問題」〔(旧)連載・全19回。法学教室283号~306号〕
  同 「刑事手続法を学ぶ」〔(新)連載。法学教室355号~394号〕

・井上正仁・酒巻匡・大澤裕・川出敏裕・堀江慎司
『ケースブック刑事訴訟法〔第4版〕』(有斐閣)

・長沼範良・酒巻匡・田中開・大澤裕・佐藤隆之
『演習刑事訴訟法』(有斐閣)

なお、基礎知識に不安のある者は、講義が始まるまでに、最低限

・寺崎嘉博・長沼範良・田中開
『刑事訴訟法〔第4版〕』【有斐閣アルマシリーズ】(有斐閣)

を通読し、ある程度消化しておくこと(「事前学習の手引き」も参照)。

成績評価方法 学期末試験 50%
基礎知識を確認し、授業における討論を咀嚼・整理する小レポート(課題)・小テスト 30%
授業における討論参加・発言内容(出席状況も含む) 20%

学期末試験では、到達目標(1)(3)を中心に(2)(4)を含めた到達度を総合的に判定する。

小レポート・小テストでは、主として到達目標(2)の到達度を確認しつつ、他の
諸点も含めたその時点までの到達度を判定し、授業における討論参加・発言内容
では、毎回の講義出席を前提とした上で、(4)の技量に重点を置きつつ、他の
諸点も加味した評価をする。
履修条件 刑法に関する授業科目を履修していること。
その他の注意

出席回数が20回に満たない者には期末試験の受験資格自体を認めないので、
体調管理には十分留意すること。
遅刻は2回で1回の欠席に相当するものとして換算する。

なお、講義において取り扱う裁判例については、事案の概要・争点・判決(決定)要旨を事前に各自で
まとめておくこと(百選〔第10版が2017年3月末刊行予定〕等では、解説者の選択等により
特定の(重要な)部分が引用されていない場合もあるので、LEXDB等により原典を確認するようにすること。

 

1 序論



※情報ガイダンス(簡単に)

◎刑事訴訟法の目的(簡単に)
参考:【最一小判昭53・9・7刑集32・6・1672】
【最大判昭47・12・20刑集26・10・631】

◎当事者主義
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習

2

任意捜査と

強制捜査Ⅰ



◎当事者主義(続き)
 
◎捜査総論(「捜査の主体」を含む)

◎任意捜査と強制捜査
【最三小決昭51・3・16刑集30・2・187】
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


3

任意捜査と

強制捜査Ⅱ



捜査の端緒Ⅰ


◎任意捜査と強制捜査(続き)
【最三小決昭51・3・16刑集30・2・187】
参考:【最二小決昭59・2・29刑集38・3・479】

◎捜査の端緒(総説)

◎職務質問における停止
●停止に伴う有形力の行使
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


4 捜査の端緒Ⅱ


◎職務質問における停止(続き)
●停止に伴う有形力の行使
【最一小決昭53・9・22刑集32・6・1774】
参考:【最三小決平6・9・16刑集48・6・420】
【最一小決昭29・7・15刑集8・7・1137】

◎職務質問に付随する処分
【最一小決平15・5・26刑集57・5・620

◎職務質問に伴う所持品検査
【最三小判昭53・6・20刑集32・4・670】

※自動車検問
参考:【最三小決昭55・9・22刑集34・5・272】

◎告訴 
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


5 逮捕・勾留Ⅰ


◎告訴(続き)例題の検討〔簡単に〕

※告発・請求・自首については自習

【被疑者の身柄拘束】
◎逮捕の種類・要件
●逮捕の必要性
【最二小判平10・9・7判時1661・70

●逮捕に伴う実力行使の限界

●逮捕後の手続(時間制限等)

●現行犯逮捕の要件
・犯罪と犯人の明白性
【京都地決昭44・11・5判時629・103】

1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


6 逮捕・勾留Ⅱ



◎逮捕の種類・要件(続き)
●現行犯逮捕の要件(続き)
・現行性
参考:【最一小判昭50・4・3刑集29・4・132】(追跡継続事例)

●準現行犯逮捕の要件
【最三小決和平8・1・29刑集50・1・1】

●緊急逮捕(簡単に)

◎勾留総論

◎勾留の手続的要件(逮捕・勾留をめぐる
諸問題を一部含む)
●前提:事件単位の原則
 →例題の検討
○令状審査における他事実の考慮
○勾留(身柄拘束)の競合

●逮捕前置主義
→例題の検討

1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


7 逮捕・勾留Ⅲ



◎勾留の手続的要件(続き)
●違法逮捕後の勾留請求の適否

◎勾留の手続等

◎逮捕・勾留をめぐる諸問題
●一罪一逮捕一勾留の原則
 【福岡高決昭42・3・24高刑集20・2・114】
【仙台地決昭49・5・16判タ319・300】
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習



8 逮捕・勾留Ⅳ


◎逮捕・勾留をめぐる諸問題(続き)
●一罪一逮捕一勾留の原則(続き)
 ○参考資料の「例題」の検討(簡単に)
 
●再逮捕・再勾留禁止の原則
【仙台地決昭49・5・16判タ319・300】
【東京地決昭47・4・4刑月4・4・891】
【浦和地決昭48・4・21刑月5・4・874】

●別件逮捕・勾留
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


9 逮捕・勾留Ⅴ

被疑者の取調べⅠ


◎逮捕・勾留をめぐる諸問題(続き)
●別件逮捕・勾留(続き)
【東京地決昭49・12・9刑月6・12・1270】
(都立富士高校放火事件)
【金沢地七尾支判昭44・6・3刑月1・6・657】
(蛸島事件)
【東京地決平12・11・13判タ1067・283】
参考:【浦和地判平2・10・12判時1376・24】

○参考資料の例題の解決(簡単に)

※「余罪取調べ」については「被疑者の取調べ」の中で取り扱う


◎被疑者の取調べ
●供述証拠の収集方法(総説)
〔参考人(第三者)の取調べについても
簡単に言及〕

●任意同行(・任意取調べ)と「実質的逮捕」
【東京高判昭54・8・14刑月11・7=8・787】
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


10 被疑者の取調べⅡ


◎被疑者の取調べ(続き)
●任意同行(・任意取調べ)と「実質的逮捕」(続き)
【東京高判昭54・8・14刑月11・7=8・787】
参考:【最三小決平6・9・16刑集48・6・420】

●任意取調べの限界
【最二小決昭59・2・29刑集38・3・479】
参考:①【富山地決昭54・7・26判時946・137】(簡単に)
②【最三小決平元・7・4刑集43・7・581】(徹夜の取調べ)
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


11 被疑者の取調べⅢ

被疑者の防禦権Ⅰ



◎被疑者の取調べ(続き)
●身柄拘束被疑者の取調べ(総説)
●余罪取調べ
【大阪高判昭59・4・19高刑集37・1・98】
【浦和地判平2・10・12判時1376・24】
参考:【福岡地平12・6・29判タ1085・308】
【東京地決昭49・12・9刑6・12・1270】
【東京地決平12・11・13判タ1067・283

【被疑者の防御権】
◎黙秘権
参考:【最三小判昭25・11・21刑集4・11・2359】(告知)
【最大判昭32・2・20刑集11・2・802】(氏名の黙秘)
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習



12 被疑者の防禦権Ⅱ




◎黙秘権(続き)
●ポリグラフ検査
 【東京高決41・6・30高刑集19・4・447】
 参考:【最一小決昭43・2・8刑集22・2・55】

その他の参考判例:
【最一小判平9・1・30刑集51・1・335】(呼気検査と「供述」)

●黙秘権行使の効果

※「刑事免責」については自習
(なお、「刑訴法Ⅱ」では簡単に言及する予定)

◎弁護権
●弁護権総説

※被疑者国選弁護制度についてもここで簡単に検討する

●被疑者と弁護人の接見交通
○総説
参考〔講義での解説なし〕:
【最判平3・5・31判時1390・33】(「通知書」方式)

○憲法(・刑訴法)上の位置づけ・接見指定の要件
【最大判平11・3・24民集53・3・514】
参考:【最一小判昭53・7・10民集32・5・820】
  【最三小判平3・5・10民集45・5・919】
(坂上補足意見も参照)
 
○39条3項「但書」と初回接見
【最三小判平12・6・13民集54・5・1635】

○被疑者兼被告人と弁護人の接見交通
【最三小決昭41・7・26刑集20・6・728(千葉大チフス菌事件)】
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


13 被疑者の防禦権Ⅲ

捜索・差押えⅠ


◎弁護権(続き)
●被疑者と弁護人の接見交通(続き)
○被疑者兼被告人と弁護人の接見交通(続き)
【最三小決昭41・7・26刑集20・6・728(千葉大チフス菌事件)】
【最一小決昭55・4・28刑集34・3・178】
【最二小決平成13・2・7判時1737・148】

○信書等の授受
参考:【最二小判平15・9・5判時1850・61】

○接見交通権保障の「趣旨」が及ぶ場合
・任意同行中の(身柄拘束のない)被疑者と弁護人になろうとする者の接見
【福岡高判平5・11・16判時1480・82、判タ875・117】

・「面会接見」配慮義務
【最三小判平17・4・19民集59・3・563】

◎証拠保全請求権【簡単に】

◎違法捜査からの救済(不服申立て手段等)
→関連箇所で言及があるほかは、自習に委ねる

※なお、便宜上ここでは「被疑者の防御権」のテーマとセットで取り扱っているが、違法捜査
に対する不服申立ての主体(違法捜査の対象)は
被疑者には限られないことに注意すること。

【物的証拠の収集】
◎総説
◎捜索・差押えの要件
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


14 捜索・差押えⅡ


◎捜索・差押えの要件(続き)
●捜索すべき場所の特定
【佐賀地決昭41・11・19下刑集8・11・1489
(佐賀教組事件)】
cf:【最三小判昭30・11・22刑集9・12・2484】
  
 ●場所に対する捜索令状の効力
【最一小決平19・2・8刑集61・1・1】
【最一小決平6・9・8刑集48・6・263】
【東京高判平6・5・11判タ861・299】
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習

15 捜索・差押えⅢ


◎捜索・差押えの要件(続き)
●差し押さえるべき物の概括的記載
【最大決昭33・7・29刑集12・12・2776】

●被疑事実との関連性
【最一小判昭51・11・18判時837・104】

●別件捜索・差押え
【広島高判昭56・11・26判時1047・162】
参考:【札幌高判昭58・12・26刑月15・11=12・1219】

●捜索に伴う写真撮影
 【最二小決平2・6・27刑集44・4・385】 
参考:【高松高判平12・3・31判時1726・130】
(高松高判については解説なし→自習用)

◎捜索・差押え令状の執行
●令状の提示【呈示】
【最一小決平14・10・4刑集56・8・507】  
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


16 捜索・差押えⅣ


◎捜索・差押え令状の執行(続き)
 ●必要な処分
【最一小決平14・10・4(前出)】
【大阪高判平6・4・20高刑集47・1・1】

◎第三者に対する捜索・差押え
●報道機関に対する捜索・差押え(簡単に)
【最大決昭44・11・26刑集23・11・1490、博多駅
 事件】
参考:【最二小決平元・1・30刑集43・1・19
   〔日テレ事件〕】
【最二小決平2・7・9刑集44・5・421〔TBS事件〕】

●第三者の人権に対する配慮(102条2項等)

◎電磁的記録媒体の「包括的」差押え
【最二小決平10・5・1刑集52・4・275】
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


17 捜索・差押えⅤ


◎電磁的記録媒体の「包括的」差押え(続き)
 参考:【大阪高判平3・11・6判タ796・264】
【東京地決平10・2・27判時1637・152】

◎逮捕に伴う無令状捜索差押え
●無令状捜索・差押えの根拠

●時間的・場所的同一(近接)性
【最大判昭36・6・7刑集15・6・915】
【東京高判昭44・6・20高刑集22・3・352】
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


18 捜索・差押えⅥ


◎逮捕に伴う無令状捜索差押え(続き)
●時間的・場所的同一(近接)性(続き)
【福岡高判平5・3・8判タ834・275】

●逮捕の現場における第三者の身体の捜索
【函館地決昭55・1・9刑月12・1=2・50】

●逮捕現場から被疑者の身柄を移動させた
後に同人の身体・所持品を対象に実施
された捜索及びそれにより発見された
証拠物等の差押え
【最三小決平8・1・29刑集50・1・1】

◎領置
【最二小決平20・4・15刑集62・5・1398】

◎検証
【最三小決平21・9・28刑集63・7・868】

◎鑑定処分・鑑定留置

◎身体に対する(物的証拠の発見・獲得に
向けられた)強制処分
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


19

新しい捜査手法

とその規制Ⅰ


◎強制採尿
●強制採尿の適法性
【最一小決昭55・10・23刑集34・5・300
●採尿に適した最寄りの場所への採尿令状に
基づく強制連行
【最三小決平6・9・16刑集48・6・420】

※強制採血(簡単に)
→「刑訴法Ⅱ」で「嚥下物の採取」を検討
する際にそれと併せてもう少し詳しく検討する

◎写真撮影
【最大判昭44・12・24刑集23・12・1625】
参考:【最二小判昭61・2・14刑集40・1・48】

◎ビデオ撮影
【最二小決平20・4・15刑集62・5・1398】
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


20

新しい捜査手法

とその規制Ⅱ


◎ビデオ撮影(続き)
【東京高判昭63・4・1判時1278・152】
参考:【大阪地判平6・4・27判時1515・116】

◎おとり捜査
【最一小決平16・7・12刑集58・5・333】
●違法の実質
●適法性判定基準
●違法なおとり捜査の効果 
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


21

新しい捜査手法

とその規制Ⅲ


捜査の終結

公訴提起Ⅰ


※コントロールドデリバリー

◎通信・会話の傍受
●検証令状による傍受(簡単に)
【最三小決平11・12・16刑集53・9・1327】
●一方当事者の同意に基づく秘密録音
【東京地判平2・7・26判時1358・151】
【千葉地判平3・3・29判時1384・141】
参考(自習用):
【最三小決昭56・11・20刑集35・8・797】
【最二小決平12・7・12刑集54・6・513】

※国際捜査(簡単に【ポイントのみ指摘】)

◎捜査の終結・起訴後の捜査(簡単に)

◎検察官の訴追裁量とその規制
●総説〔検察官、公訴提起に関する基本原則等〕
●公訴権濫用

1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


22 公訴提起Ⅱ



◎検察官の訴追裁量とその規制(続き)
●公訴権濫用(続き)
【最一小決昭55・12・17刑集34・7・672】
●捜査の違法と公訴提起の効力
【最二小判昭44・12・5刑集23・12・1583】
【最二小判昭56・6・26刑集35・4・426】
(→簡単に)
※参考:【最一小決平25・6・18刑集67・5・653】

◎訴訟条件
●総説
●訴訟条件の存否の判断基準(簡単に)
【最三小判平15・10・7刑集57・9・1002】
●公訴時効
【最三小決昭63・2・29刑集42・2・314】 
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


23 公訴提起Ⅲ




◎訴訟条件(続き)
●公訴時効(続き)
【最三小決昭63・2・29刑集42・2・314】  

○公訴時効の停止
【最二小決昭55・5・12刑集34・3・185】
【最三小決昭56・7・14刑集35・5・497】

※親告罪における告訴をめぐる問題点については
前出「捜査の端緒」及び後出「訴訟行為」参照。

◎訴訟行為
●被告人の訴訟能力(簡単に)
【最三小決平7・2・28刑集49・2・481】
参考:【最一小判平10・3・12刑集52・2・17】
●瑕疵の治癒(補正・追完・責問権の放棄)
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


24 公訴提起Ⅳ


◎一罪の一部起訴
【最一小判昭59・1・27刑集38・1・136】
【最大判平15・4・23刑集57・4・467】
【最三小判平15・10・7刑集57・9・1002】
●一部起訴の限界

◎訴因の特定(「訴因の機能」の検討を含む)
【最大判昭37・11・28刑集16・11・1633】
【最一小決昭56・4・25刑集35・3・116】
【最一小決平14・7・18刑集56・6・307】
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


25

公訴提起Ⅴ

公判Ⅰ


◎訴因の特定(続き)
●(共謀)共同正犯と訴因の特定
●覚せい剤自己使用罪における訴因の特定
【最一小決昭56・4・25刑集35・3・116】

◎起訴状一本主義
●添付・引用の禁止
【最一小決昭44・10・2刑集23・10・1199】
【最三小判昭33・5・20刑集12・7・1398
●余事記載の禁止
【最大判昭27・3・5刑集6・3・351】

◎公判総説
●裁判所総説(管轄を含む)
●被告人、弁護人
●公判における基本原理
→いずれも基本的には「補足資料」参照
〔弁護人の真実義務についてだけ簡単に講義中に確認〕

◎訴因変更
●訴因変更の要否
【最三小決平13・4・11刑集55・3・127】
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


26 公判Ⅱ


◎訴因変更(続き)
●訴因変更の要否(続き)
【最三小決平13・4・11刑集55・3・127】
【最二小決平24・2・29刑集66・4・589】

参考(自習):【最三小決昭55・3・4刑集34・3・89】

○参考資料の例題(1)~(3)の検討

※過失犯と訴因変更の要否(補講で検討)

●訴因変更の可否
○公訴事実の単一性
○公訴事実の同一性(狭義)
【最一小決昭53・3・6刑集32・2・218】
【最三小決昭63・10・25刑集42・8・1100】

●訴因変更の許否→自習
参考:【福岡高那覇支判昭51・4・5判タ345・321〔沖縄ゼネスト事件〕】

●罪数変化に伴う訴因変更、訴因変更命令、罰条変更をめぐる
問題点については基本的には自習に委ねる

◎公判の準備手続(簡単に)
○事前準備(簡単に)
○保釈(簡単に)
○公判前整理手続【→自習。刑訴法Ⅱで検討】

※被告人の出頭確保のための手段(起訴後勾留、保釈(上述確認部分以外)等)に
ついては、基本的には自習に委ねる(参考資料等参照)。
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


27

公判Ⅲ

証拠法Ⅰ

(総説)


◎公判手続(簡単に)
●第一審公判手続の流れ(簡単に)
(全体の流れ、冒頭手続の概要、証拠調べ
手続の概要(証拠調べの方法を含む
〔「検討事項」記載の順番とは若干
異なる〕)、立証趣旨等につき確認する)

※弁論の分離・併合(・手続停止・更新)、
簡易公判手続、即決裁判手続については
自習に委ねる(なお、弁論の分離・併合及び
即決裁判手続については「刑訴法Ⅱ」で
簡単に検討する)

※裁判員裁判、被害者参加の手続については、「刑訴法Ⅱ」で簡単に検討する

【証拠法】
◎証拠法総説(基本概念、基本原理を含む
〔証拠調べの手続(証拠調べの方法)につい
ては上述の「公判手続の流れ」の中で確認
する〕

○挙証責任(簡単に)
※推定・挙証責任の転換については、自習に
委ねる。
1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習


28

証拠法Ⅱ

(証拠の許容性

【関連性】)

違法収集証拠

排除法則Ⅰ)

◎証拠の許容性(総説)
◎証拠の関連性
●類似事実の立証
【最決昭41・11・22刑集20・9・1035】
【最決平24・9・7刑集66・9・907】(簡単に)

●科学的証拠(DNA型鑑定)
【最二小決平12・7・17刑集54・6・550】

◎違法収集証拠の排除
●憲法・刑訴法上の位置づけ・要件
【最一小判昭53・9・7刑集32・6・1672】

●「違法の重大性」と「排除相当性」の考慮要素
【最二小判平15・2・14刑集57・2・121】

●違法承継論
【最二小判昭61・4・25刑集40・3・215】
参考:【最二小決昭63・9・16刑集42・7・1051】

1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習

29

証拠法Ⅲ

(違法収集

証拠排除法則Ⅱ・自白Ⅰ)

◎違法収集証拠の排除(続き)
○新たな判断枠組み?
【最二小判平15・2・14刑集57・2・121】

●派生証拠の取扱い
【最二小判平15・2・14刑集57・2・121】

※私人によって違法に収集された証拠の取扱い、standing(排除申立適格)、違法収集証拠に
対する同意の効力については講義内では簡単に
触れるにとどめ、基本的には自習に委ねる。

◎自白の証拠能力
●自白排除の根拠・要件
※自白法則と違法収集証拠排除法則の関係
【東京高判平14・9・4判時1808・144参照】

○約束による自白
【最二小判昭41・7・1刑集20・6・537】

○偽計による自白【例題及び下記判例参照】
【最大判昭45・11・25刑集24・12・1670

1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習

30

証拠法Ⅲ

(自白II)


◎自白の証拠能力(続き)

●反復自白
【最三小判昭58・7・12集37・6・791】

●違法に獲得された(不任意)自白に基づいて
発見された証拠物の証拠能力
【大阪高判昭52・6・28刑月9・5=6・334、判時881・157】

※自白の任意性の立証(厳格な証明の要否・
立証方法等)をめぐる問題点については、
自習に委ねる。

◎自白の証明力

●自白の補強法則

1「参考資料」及び各自の使用している基本書の講義内容該当部分の予習

2「講義内容」掲記の裁判例の予習
31 期末試験

 ◎期末試験実施及び講評

 

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Assignments Summary:

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