コース要綱

演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(原田綾子) Seminar I, II, and III (Ayako Harada)

[講義基本情報]

教員: 原田綾子 Ayako Harada
その他の教員: -
科目種別: 演習
開講時期: 通年
対象年次: 2年 3年 4年
開講時限: 火曜5限
単位数: 4
必修の有無:
教室: -

 

講義概要

現代の日本では、子どもをめぐってさまざまな問題が生じている。家庭生活における問題としては、児童虐待事件が増加の一途をたどっているほか、父母の離婚によって精神的・経済的に打撃を受ける子どもも多くなっている。健やかな成長の基盤となる家庭生活が不安定化・脆弱化する中で、子どもの利益をいかに守るかということが課題となっているのである。また、いじめ、体罰、児童買春、児童ポルノなど、子どもは家庭外においても様々な暴力の被害者となっている。他方で、様々な理由から、非行に至ってしまう子どもたちも少なくない。子どもに対する暴力を防止し子どもを被害から守ること、またいじめや少年非行については子どもの加害者化を防ぐことは、われわれの社会が取り組むべき喫緊の課題である。

本演習では、現代の日本社会において、子どもをめぐってどのような問題が発生しているのか、それぞれの問題への対応において法システムがどのように機能することが求められるのか、法システムと隣接専門領域とのあいだにどのような役割分担がなされているか、法システムの問題点や課題は何か、といったことについて学習する。

Students conduct research on various child-related legal issues and child law systems in Japan, involving those dealing with child abuse and neglect, juvenile delinquency, parental divorce and custody disputes, school burying, child sexual exploitation, child poverty etc. 

 

到達目標 受講者間で分担を決め、それぞれの問題の現状、それに対応するための法システム(法律や法制度)、隣接専門領域(児童福祉制度など)と法システムとの関係、法システムの実情と課題などについて、文献を調べ、報告してもらう。問題の理解を深めるためにフィールドワークを実施し、それに基づいて報告を行うことも奨励する。報告に対し、受講者全員でディスカッションを行う。各人の積極的な発言を期待する。これらの作業を通して、日本社会と法システムについての理解を深め、それに対する自らの意見をまとめることを目標とする。
教科書 別途指示する。
参考書・参考資料 ゼミで扱う文献は適宜指定する。

成績評価方法 ゼミでの報告およびディスカッションへの参加度、レポート課題(後期)で評価する。
履修条件 可能な限り3年次に、「法社会学」および「変容する社会と法」を受講すること。
授業時間外学習の指示 ゼミで講読する文献がある場合は、文献を必ず事前に読んでから受講すること。発表などの作業に向けた準備をグループで行う際には、各自に与えられた役割(文献の収集や内容の吟味、比較、グループメンバーと共有するためのミニレポートの作成)を各自で誠実に実行すること。個々のメンバーのゼミ時間外での調査研究活動の厚みが、ゼミでの研究の質を大きく左右する。各人の努力を強く求める。
質問への対応方法 ゼミにて対応。必要があればメールにより面接のアポイントメントをとってください。
その他の注意 報告の分担を決めるので初回のゼミには必ず出席すること。

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1 子どもと法の諸問題 講読する文献や研究テーマは、初回までに参加者と講師が適宜相談して決める。 ゼミで講読する文献がある場合は、文献を必ず事前に読んでから受講すること。発表などの作業に向けた準備をグループで行う際には、各自に与えられた役割(文献の収集や内容の吟味、比較、グループメンバーと共有するためのミニレポートの作成)を各自で誠実に実行すること。個々のメンバーのゼミ時間外での調査研究活動の厚みが、ゼミでの研究の質を大きく左右する。各人の努力を強く求める。
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https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/L7L8M9

 

 

コースサマリー:

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