コース要綱

演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(小畑郁) Seminar I, II, & III (Obata)

[講義基本情報]

教員: 小畑 郁 OBATA Kaoru
その他の教員: -
科目種別: 演習
開講時期: 通年
対象年次: 2年 3年 4年
開講時限: 火5
単位数: 4
必修の有無:
教室: アジア法交流館セミナールーム3

 

講義概要

本演習履修者は、必ず、このページ末尾のリンクでメンバー登録をお願いします。

このCANVASでのメンバー登録は、教務システムでの履修登録とは連動していません。

したがって、単位は要らないが、オブザーバー参加したい、ときどき参加したい、という人もメンバー登録してください。一度メンバー登録しても、あとで脱退することができます。

なお、当面、「小畑ゼミ」のLINEグループで、時間割通り(21

日、16時半~)ゼミを行います。参加希望者でまだ上記LINEグルーブに入っていない人は、小畑までご相談ください。メンバー登録すれば、メッセージを送ることができると思います。

教科書の購入は、宅配による販売を利用することを強く推奨します。

生協の行う宅配による教科書販売については下記ホームページを参照のこと。

http://www.nucoop.jp/book/news_2/news_detail_2487.html

追加の通知【ご案内/Guidance】春学期の教科書販売について/About textbook sales in the spring semester.docx

個人の地位はますます国際的な文脈なしには議論できなくなっており、国際関係は、ますます個人の立場からの観点を抜きに議論できなくなっている。その相互連関を法的な観点から扱いたいという趣旨で、演習のテーマを「個人と国際法」としている。昨年度は、ヨーロッパ人権裁判所の判例(春学期)および戦後補償に関する日本の判例(秋学期)を取り上げ、一昨年度は、国籍法違憲判決を契機とした国籍法制の歴史的・比較法的検討(前期)および国際難民法の検討(後期)をテーマとして設定した。今年度考えられるテーマとしては、外国人法や「家族と人権」がある。いずれにせよ具体的な内容については、参加者の意見を聞いて決定したい。

Now on the one hand, it is so difficult to discuss the position of individuals without reference to its international context. On the other hand, it is so important to discuss international relations from the viewpoint of individuals. This seminar, the title of which is  "individuals and international law", is aiming to treat with their mutual relationship from legal point of view. In last acdemic year, we discussed the case law of the European Court of Human Rights (Spring semester) and war compensation cases mainly before Japanese courts (Autumn semester). In acadmic year 2018, we examined the law of nationality from international and comparative perspectives (Spring semester) and international refugee law (Automn semester). The organiser of this seminar consiiders "law of foreingers" and "family and human rights" as possible topics for this academic year. Nevertherless, the choice of topics would be subject to participants' discussion. 

〔演習の内容〕

1.国際法の基礎、2.国際法と個人についての基礎理論、3.憲法など関連分野の基礎、4. 特殊問題についての研究、5.事例研究(複数)、6.総括討論

 

到達目標 関連の法的な問題について、具体的な事例に則して、自分の意見をまとめて述べ、かつ、予想される反論とその根拠を理解し、さらに反駁することができるようになる。
教科書 とくに教科書は用いないが、『ベーシック条約集』(東信堂)2020年版、2019年版または2018年版は必携とする
参考書・参考資料 その都度指示する。
成績評価方法 報告と討論への参加によって評価する。
履修条件 国際法の基礎知識や、(場合によっては)英語読解能力が必要とされるであろうが、国際法未修者・英語が不得手な者には、個別的にあるいはサブゼミ等で援助する体制を取る。

授業時間外学習の指示 参加者全員が、指定された基礎的資料を読んで質問を一つ以上考えておく。

報告者となった場合には、基礎資料を紹介するレジュメを作成し、その他の資料を読み、予想される質問への回答を考えておく。

なお、とりわけ2年生に対しては、担当者が開講する予定の自主ゼミへの参加を呼び掛ける
質問への対応方法 ゼミの時間の前後に、随時対応するが、時間がかかるときには、対面あるいはメールにてアポイントメントを設定するよう求めること
その他の注意 なにより必要なものは、上のようなテーマに関心を持ち、学問的に突き詰めてみたいという好奇心ないし意欲である。演習の性格上当然のことであるが、参加者の主体的な運営を期待する。

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1 4月16日
自己紹介したうえで、今年度(前期)の計画について議論します。
2

4月23日

ヨーロッパ人権条約とヨーロッパ人権裁判所について、小畑が講義します。

※講義レジュメ学部ゼミヨーロッパ人権条約.docx

「資料」欄のレジュメ・資料をダウンロードし、法文等を確認しておく。「講義概要」ページの下の方にあるリンクで何ができるか、試してみる。
3

5月7日
ブルカ事件(報告者:渡邉、讃井)

4

5月14日

29コッホ判決(報告者:橋口、市川)

 

 

5

5月21日

8 ワグナー判決(報告者:瀬戸、夏)

 

6

5月28日

(報告者:簗瀬、加藤)

7

6月4日

(報告者:魏、渡邉)

 

8 6月11日 休講予定
9

6月18日

(報告者:バト、高林)

10

6月25日

(報告者:可児、成田)

11

7月2日

(報告者:)

12 7月9日
13

7月16日

14 秋学期の計画 10月8日
15 西松建設事件

10月15日

最判2007(H19)・4・27民集61巻3号1188頁 20070427西松建設最判.docx
(報告者:山川、魏)

 

16 オランダ元捕虜・民間抑留者事件

10月29日

東京高判2001(H13)・10・11訟月48巻9号2123頁 20011011東京高判オランダ元捕虜等.docx

(報告者:竹内、城田)

 

17 シベリア抑留事件

11月5日

東京高判1993(H5)・3・5訟月40巻9号2027頁LEX/DB2781483119930305東京高判.docx

(報告者:佐井、加藤)

 

 

 

18 アジア太平洋戦争(韓国人)訴訟

11月12日

東京高判2003(H15)・7・22訟月50巻10号2853頁LEX/DB2809059920030722東京高判.docx

(報告者:高林、城田)

 

19 不二越訴訟

11月19日

控訴審判決:名古屋高裁金沢支部判2010(H22)・3・820100308名古屋高金沢支判.docx

控訴審判決の黄色マーカー部分のみ議論しましょう

(参考)第1審:富山地判20070919富山地判.docx

 

(報告者:北田、橋口) 

20 カナダ事件

11月26日

最高裁大法廷判決1968[S43]・11・2719681127最大判カナダ事件.docx

(報告者:可児、加藤)

 

21 日本の「戦後」補償の基本枠組みとその問題

12月3日

 小畑が講義します 2019日本の戦争賠償補償の国際法 .docx


 

22 在日韓国人軍属戦傷者事件

12月10日

最判2001(H13)・4・520010405最判.docx

(報告者:山川、橋口)。

23 原爆判決

12月17日

東京地判1963(S38)・12・719631207東京地判.docx

(報告者:簗瀬、北田)
 

24

12月24日

ゲスト・スピーカーとして藤田早苗さん(エセックス大研究員)

25 東京水公社事件

1月14日

(報告者:高林、竹内)

 

 

 

※本コースにメンバー登録を希望する学生は下記URLにアクセスしてください。名大IDとパスワードで認証し、「コースへの登録」ボタンをクリックします。

https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/MPDB33

コースサマリー:

日付 詳細