コース要綱

演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(本秀紀) Seminar I, II, III

[講義基本情報]

教員: 本 秀紀 Hidenori MOTO
その他の教員:
科目種別: 演習 Seminar
開講時期: 春学期・秋学期 Spring & Fall
対象年次: 2年3年4年 2nd year, 3rd year, 4th year
開講時限: 金5 Friday 16:30-18:00
単位数: 2+2
必修の有無: 無 Not Mandatory
教室:

遠隔授業の方法による。出校は控えること。

 

講義概要

「現代憲法学の基本問題」

 日本では、憲法と現実があまりにも乖離している。立憲国家としてこんなことでいいのだろうか? 法学部の学生なら、安直に「憲法を現実に合わせればいいじゃん!」とは言うまいが、かといって「憲法は最高法規なんだから!」と力んでみても、世間はおろか裁判所にだって通用しない。
 本演習では、そうした憲法状況をどのように理論づけ、問題解決への筋道を見出したらよいか、憲法学の基本問題を学修することを通じて、問題領域ごとに検討する。具体的にどのようなテーマを取り上げるかは、参加者と協議のうえで決定する(ちなみに2019年度は、旧優生保護法に基づく強制不妊手術、安楽死、再婚禁止期間、天皇の地位と代替わりの儀式、裁判官の表現の自由、違憲審査制の型と本質、報道の自由とプライバシー、死刑制度、地下鉄における女性専用車両、自衛隊加憲論、緊急事態条項などの諸テーマを検討した)。
 演習の運営形態についても、参加者の人数と顔を見て協議・決定することとしたい。通例は、テーマごとに報告者を決め(人数が多ければグループで担当)、その報告に基づいて参加者全員で議論をしている。

This course is designed to provide students with the standard theory of constitutional law in Japan.

到達目標 1.現代憲法学の理論的蓄積と到達点を把握することができる(専門的基礎知識の修得)。
2.憲法というフィルターを通して、日本の国家や社会の問題状況を考えることができる(総合的に判断する能力および的確に意思決定する能力の涵養)。

教科書 なし

参考書・参考資料 各回ごとに指示する。

成績評価の方法と基準 報告内容(50点)と討論への参加態度など(50点)を総合的に評価する。
総合点59点以下をF(不合格)、60~69点をC、70~79点をB、80~89点をA、90~100点をSとする。

履修条件  特別な参加要件はないが、演習は、学生の自主的・主体的参加によって自律的に運営され、教員はそれに学問的アドヴァイスを与えるものと理解しているので、そうした心構えと意欲をもった学生の参加を期待したい。演習の内容等について質問・相談のある場合は、アポイントメントをとったうえでの研究室への来訪をお勧めする(moto@law.nagoya-u.ac.jp)。また伝統的に、他に所属ゼミを有したうえで本(ほん)ゼミを「掛けもち受講」する学生も多く、そうした参加者も歓迎したい。
 なお、憲法Ⅰ・Ⅱ(および3~4年時に比較国制論)を受講することが望まれる。

授業時間外学習の指示 毎回の授業のための必読文献をその都度指示する。
質問への対応方法 質問は授業時間中に受け付ける。
その他の注意  演習なので、毎回出席することが当然の前提である。無断(または合理的理由のない)欠席および遅刻は、減点の対象となるので注意すること。
 大学院との合同ゼミでもあるので、学部生は、院生から勉学上の有益な示唆を得ることができる。また、アジア地域の留学生も受講しているので、受講生は、他の国の憲法状況や法文化を学ぶこともできる。

この講義は、canvasシステムを利用して、春学期の間はオンラインで行う。

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
春学期1 打ち合わせ

→新型コロナウイルス対策で、春学期期間中は、教室に集まってゼミをしないことになりました(詳細は、法学部のウェブサイトを参照して下さい。日々更新されるので、頻繁に確認すること)。
http://www.law.nagoya-u.ac.jp/InformationCoronavirus.html
 自己紹介
 ゼミ方針の確定
 担当者割り当て
 その他
とくになし

→春学期期間中は教室に集まらずに、別の方法で「ゼミ」をします。やり方は個別に連絡するので、新規に参加を希望する者は、本(moto*law.nagoya-u.ac.jp)まで連絡して下さい(*は@)。
秋学期1 秋学期第1回
[10月2日 5限]
アジア法交流館セミナールーム
 自己紹介
 秋学期の授業計画
 その他
とくになし
受講を希望する人(迷っている人も含む)は、とりあえず、5限開始時にアジア法交流館セミナールームに集まって下さい。

 ※本コースにメンバー登録を希望する学生は下記URLにアクセスしてください。名大IDとパスワードで認証し、「コースへの登録」ボタンをクリックします。

https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/PAJYK3

コースサマリー:

日付 詳細