コース要綱

演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(横溝大)Seminar on Conflict of Laws

[講義基本情報]

教員: 横溝 大 Dai YOKOMIZO
その他の教員: -
科目種別: 演習
開講時期: 通年
対象年次: 2年 3年 4年
開講時限: 木5
単位数: 4
必修の有無:
教室: 遠隔授業の方法による。出校は控えること。

 

講義概要

 グローバル・ガバナンスについての検討

   Global Governance

 今学期は、グローバル・ガバナンスについて検討する。環境汚染や人権侵害等、地球規模で生じる問題については、一国だけでは勿論のこと、国家の国際的協力のみでは十分に対処出来ない。そこで、国際機関や企業、NGOといった多様な主体が、国家と協力しながらグローバルな課題を統御するという統治形態が、グローバル・ガバナンスとして国際政治、国際関係論、国際法・抵触法(国際私法)等の分野において注目を集めている。

 今回の演習では、グローバル・ガバナンスの理論的側面、及び、抵触法と関連が深い分野における具体的事例を検討することで、グローバル・ガバナンスという概念の意義と問題点、グローバル・ガバナンスにおける抵触法の役割について考察する。

   

目標

  受講者が、グローバル・ガバナンスを巡る現在の議論状況を理解し、グローバル・ガバナンスという概念及びそこにおける抵触法の役割について、自分なりの見解を持てるようになることが、本演習の目標である。

  

教科書  教科書は特に用いない。
参考書等
    • 大芝亮=秋山信将=大林一弘=山田敦編『パワーから読み解くグローバル・ガバナンス論』(有斐閣ブックス・2018年)
    • グローバル・ガバナンス学会編『グローバル・ガバナンス学Ⅰ』(法律文化社・2018年)
    • 遠藤乾編『グローバル・ガバナンスの最前線』(東信堂・2008年)

     

    [初学者用]

    • 横溝大「国際私法-国際社会における他の法秩序との調整」南野森編『〔新版〕法学の世界』(日本評論社・2019年)250頁
    • 法学教室424号(2016年)特集『国際私法を鳥瞰する』の各論稿
    • 神前禎『プレップ国際私法』(弘文堂・2015年)
成績評価方法 報告を含め基本的には平常点による。
履修条件 特になし。
授業時間外学習の指示 指定された文献を事前に精読し、分からない点を明らかにして来ること。
質問への対応方法 質問にはメールで対応する(daiyoko@law.nagoya-u.ac.jp)。オフィス・アワーは、防疫上の観点から今学期は置かない。
その他の注意

2020年度春学期は、防疫上の観点から特例的な進行となる。本シラバスでアナウンスを行うので、受講者はメンバー登録を行い、アナウンスを確認すると共に、文献を入手すること。

06/11は名大祭のため休講。

 

 

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1 04/23 イントロダクション 扱うテーマ、目標の説明、自己紹介、担当者の割り振り    

2 05/07

グローバル・ガバナンスについての基本的理解
  • 「パワー・シフトとグローバル・ガバナンス」大芝亮=秋山信将=大林一弘=山田敦編『パワーから読み解くグローバル・ガバナンス論』(有斐閣ブックス・2018年)第1章

[参考]

  • 古城佳子「グローバル・ガバナンス論再考―国際制度論の視点から-」グローバル・ガバナンス学会編『グローバル・ガバナンス学Ⅰ』(法律文化社・2018年)20頁
   

3 05/14

貿易
  • 「貿易-FTAが生み出すリージョナル・ガバナンス」大芝他編・第6章
   
4 05/21 直接投資
  • 「直接投資-2国間投資協定によるガバナンス」大芝他編・第7章
   
5 05/28 科学技術
  • 「科学技術-インターネット・ガバナンスを例に」大芝他編・第8章
   
6 06/04 福祉
  • 「福祉-新自由主義時代に変容するグローバル・ガバナンス」大芝他編・第9章
   
7 06/18 腐敗・汚職
  • 「腐敗・汚職―国際NGOの役割を中心に」大芝他編・第10章
   
8 06/25 人権
  • 「人権-ビジネスとプライベート・ガバナンス」大芝他編・第11章
   
9 07/02 移民・難民
  • 「移民・難民-二極化する世界の越境者たち」大芝他編・第12章
   
10 07/09 持続可能な開発
  • 三浦聡「持続可能な開発のトランスナショナル・ガバナンス―権威の多元化と新たなガバナンス・モード―」国際法外交雑誌116巻2号(2017年)44頁
   
11 07/16 指標・ランキング
  • 内記香子=加藤暁子「指標とランキングによるグローバル・ガバナンス―製薬企業の医薬品アクセス貢献度ランキングを事例として-」国際法外交雑誌118巻4号(2020年)1頁
   

 

 

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https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/GMRR4L

コースサマリー:

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