コース要綱

倫理学概論Ⅰ Survey on Ethics Ⅰ


[講義基本情報]

教員: 宮原 勇(MIYAHARA Isamu)
その他の教員: -
科目種別: 講義
開講時期: 秋学期(Fall semester)
対象年次: 3年
開講時限: 火曜:1限
単位数: 2
必修の有無:
教室: -

 

講義概要 現代の正義論に関わる諸問題を倫理学の視点から論じます。特に功利主義、自由至上主義、共同体主義、リベラリズムといった考え方の特徴を紹介します。
到達目標

現代の倫理学の基本的概念を理解し、社会的な問題に関して自律的で、多元的な発想から物事を考究し、判断できるようになることが本授業の目的である。

The aim of this course is to provide the students with the fundamental knowledge about modern ethics, and the problems of problems of society.
教科書 マイケル・サンデルの著書『これからの「正義」の話をしよう』早川書房をテキストにする。
参考書・参考資料

授業時間内に適宜推薦するとともに、コピーして配布する。

とくに、下記の著作は読んでおくとよい。

アリストテレス『ニコマコス倫理学』

カント『人倫の形而上学の基礎づけ』

ベンサム『道徳および立法の諸原理序説』

ミルの『自由論』、『功利主義論』

ロールズ『正義論』

成績評価方法 学期末試験での成績と出席の回数によって評価する。
履修条件 履修条件は特にない。
授業時間外学習の指示 参考書などは意欲的に呼んでおくこと。
質問への対応方法

メールにて連絡すること。

miyahara@nagoya-u.jp
その他の注意

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ

導入

正義とはなにか 倫理的思考の特徴

3つの立場

正義論の3つの立場

功利主義(1)

最大多数の最大幸福 ベンサムの功利主義

功利主義(2)

快楽に高低はあるか ミルの功利主義

道徳的義務と市場

兵役と代理出産

自由とはなにか

カントの道徳論 その1

動機と理性

カントの道徳論 その2

公正としての正義

ロールズの正義論の基本的考え方(1)

才能と努力

格差と平等

10

物の価値と目的

アリストテレス倫理学の議論(1)

11

政治の目的とは何か

アリストテレス倫理学の議論(2)

12

集団と個人

忠誠のジレンマとはなにか

13

国家と道徳的生

政治的観点からの正義の問題

14

正義と善き生

正義と共通善の関わり

15

まとめ

定期試験(論述試験)

※本コースにメンバー登録を希望する学生は下記URLにアクセスしてください。名大IDとパスワードで認証し、「コースへの登録」ボタンをクリックします。

https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/GWC37B

コースサマリー:

日付 詳細