コース要綱

法情報学Ⅱ (Legal Informatics II)

[講義基本情報]

教員: 藤本 亮 Akira Fujimoto 佐野智也 Tomoya Sano
その他の教員: -
科目種別: 講義
開講時期: Ⅳ期
対象年次: 2年
開講時限: 月4
単位数: 2
必修の有無:
教室: -

 

講義概要

与えられた課題の実習を通じて、法学分野の専門的な調査・分析に必要な技能の習得を目指します。この講義で扱う技能は、テキスト処理技術を中心としています。テキスト処理技術は、Googleなどの検索からビッグデータの解析に至るまで様々な分野で利用されています。
法律分野が対象としている法令、判例、学説を記した論文や基本書といったものは、全て文書でありテキストデータとして扱うことができます。しかし、テキスト処理技術を実際に利用できる環境になってきたのはごく近年のことであり、伝統的な手法とは異なるため、まだほとんど活用されていないのが現状です。
本講義では、テキスト処理を中心とした最新技能を習得することで、卒業論文や就職後の調査分析業務に活かせるようになることを目標としています。

In this course, students will learn the skills for legal research by doing assigned tasks, focusing on text processing. Text processing technique is now widely used in a variety of fields from Google search to Big Data Analysis.
All of articles and books which prints laws, cases, and theories are text documents and can be handled as text data. However, it has not been long ago when we can use the text processing technology and it is very different from traditional handling of text data. There are many potential application of the techniques.
This lecture will give you a chance to learn the most updated technique. You will be able to use these techniques for your researches and analytical tasks in the senior thesis or your job after graduation.

到達目標 法学分野におけるテキスト処理の現状を理解し、専門的知識としてテキスト処理技法を理解する。
テキスト処理を実践し、テキスト分析の結果を総合的に判断し、的確に意思決定する能力を身につける。
教科書 なし
参考書・参考資料 随時配布します。
成績評価方法 中間試験(30%)、最終レポート(20%)、講義毎課題の提出(50%)とします。出席は、全出席を前提とします。毎回の講義中にレポートを提出してもらいます。したがって、欠席は減点対象となります。
全開講日の2/3以上の出席、全課題の9割以上の提出は、成績評価のための要件とします。
したがって、この要件を満たさない者は欠格として成績評価しません。
履修条件 法情報学Ⅰを履修済みであること
授業時間外学習の指示 CANVASで配布する資料に目を通す。講義毎の課題の〆切期限内の提出、
質問への対応方法 CANVAS上でのディスカッション内の質問・意見用の常設会議室への投稿あるいはCANVAS上のメッセージ機能を利用したメールで対応する。
その他の注意 パソコン教室の人数制限があるため、希望者多数のとなる場合は履修制限をすることがあります。
授業開始時間には、パソコンを起動し終えて、シラバスシステムをブラウザで開いた状態にしておいてください。
パソコン演習室(サブラボ)のパソコンのログインIDとパスワード、及び、このシラバスシステムのIDとパスワードを必ず、覚えてくるか、携帯電話やメモ帳等に書き留めておくこと。講義の時に利用できなくても、こちらで教えることはできません。

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1 オリエンテーション
  • 教員の紹介
  • 講義の説明
  • 課題提出の練習
大学のパソコンを使えるようにしておくこと。
2 課題1

民法起草時における参照外国法令の分析(1)

  • 実習課題についての背景説明
  • テキストデータの取得手段
    • Web上で無料で入手できるもの
    • OCR
    • 有料の電子媒体
課題が終わらなかった場合は完成させる
3 課題1

民法起草時における参照外国法令の分析(2)

  • テキストデータの処理
    • 正規表現の活用(1)
課題が終わらなかった場合は完成させる
4 課題1

民法起草時における参照外国法令の分析(3)

  • テキストデータの処理
    • 正規表現の活用(2)
課題が終わらなかった場合は完成させる
5 課題1

民法起草時における参照外国法令の分析(4)

  • テキストデータの処理
    • Excelに整理する
課題が終わらなかった場合は完成させる
6 課題1

民法起草時における参照外国法令の分析(5

  • 結果の分析
  • 本課題の発展や研究成果の紹介
課題が終わらなかった場合は完成させる
7 中間試験

試験終了後に次回課題の準備

8 課題2

テキスト分析(1)

  • テキスト分析ツールの利用
    • ツールの活用方法の説明
  • テキストの収集
課題が終わらなかった場合は完成させる
9 課題2

テキスト分析(2)

  • 法学関係文書の分析1
    • テキストの処理
    • トピックごとにテキストをまとめる
課題が終わらなかった場合は完成させる
10 課題2

テキスト分析(3)

  • 重要な用語の発見
課題が終わらなかった場合は完成させる
11 課題2

テキスト分析(4)

  • さまざまな分析方法
  • 最終レポート出題
課題が終わらなかった場合は完成させる
12 課題2

テキスト分析(5)

  • 法学関係文書の分析2
    • テキストの収集
    • トピックごとにテキストをまとめる
課題が終わらなかった場合は完成させる
13 課題2


テキスト分析(6)

  • テキストの種類と分析結果の差
課題が終わらなかった場合は完成させる
14 課題2

テキスト分析(7)

  • テキスト分析を用いたレポートの作成
課題が終わらなかった場合は完成させる
15 課題2

テキスト分析(8)

  • レポートの発表会
発表会で指摘された部分を修正し提出する

※本コースにメンバー登録を希望する学生は下記URLにアクセスしてください。名大IDとパスワードで認証し、「コースへの登録」ボタンをクリックします。

https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/AMC6F7

コースサマリー:

日付 詳細