コース要綱

刑法II(各論)Criminal Law II (Specific Offences)

[講義基本情報]

教員: 古川伸彦 (FURUKAWA, Nobuhiko)
その他の教員: -
科目種別: 講義
開講時期: Ⅳ期
対象年次: 2年
開講時限: 火1 火2
単位数: 4
必修の有無:
教室: -

 

講義概要

 本講義は,刑法各則に規定された各犯罪類型を取り扱う。(Specific offences in the substantive criminal law are treated in this course.)

到達目標

 刑法は,どういうことを行ったら犯罪となるか,それに対してどのような刑罰が科されるか,という国家の刑罰権発動のルールを定めた法律である。犯罪論は,犯罪一般に共通する,または,個別の犯罪に固有の,犯罪成立要件を理論的に探究する学問である。本講義は後者を取り扱うものであり,下記の構成に基づいて進行し,刑法各則に規定された各犯罪類型の解釈を学ぶことを目的とする。

 Ⅰ. 序論
 Ⅱ. 生命に対する罪
 Ⅲ. 身体に対する罪
 Ⅳ. 自由に対する罪
 Ⅴ. 秘密・名誉に対する罪
 Ⅵ. 信用及び業務に対する罪
 Ⅶ. 財産に対する罪
 Ⅷ. 社会的法益・国家的法益に対する罪

教科書

 ①中森喜彦『刑法各論[第4版]』(有斐閣,2015年)

 ②西田典之=山口厚=佐伯仁志=橋爪隆『判例刑法各論[第7版]』(有斐閣,2018年)

参考書・参考資料

 ①入門的な刑法概説書として,
  山口厚『刑法[第3版]』(有斐閣,2015年)
  井田良『基礎から学ぶ刑事法[第6版]』(有斐閣,2017年)
  高橋則夫(編)『ブリッジブック 刑法の考え方[第3版]』(信山社,2018年)

 ②基本書を読み比べたい人に,
  山口厚『刑法各論[第2版]』(有斐閣,2010年)
  井田良『講義刑法学・各論』(有斐閣,2016年)
  西田典之(橋爪隆補訂)『刑法各論[第7版]』(弘文堂,2018年) 

 ③応用問題を自習したい人に,
  山口厚(編著)『ケース&プロブレム刑法各論』(弘文堂,2006年)
  町野朔=丸山雅夫=山本輝之(編)『プロセス演習 刑法』(信山社,2009年)
  岩間康夫ほか『ケースブック刑法[第3版]』(有斐閣,2017年)

 ④さらに深く勉強したい人に,
  平野龍一「刑法各論の諸問題⑴~⒇』法学セミナー197号~256号連載
  佐伯仁志「刑法各論の考え方・楽しみ方⑴~⒅」法学教室355号~378号連載
  塩見淳『刑法の道しるべ』(有斐閣,2015年)

成績評価方法

 期末の試験によって判定する。結論や知識よりも,刑法解釈論としての論理性を重視する。講義や教科書と異なる考え方でも,そのこと自体により減点されることはない。

履修条件

 特に設けないが,刑法総論で取り扱う犯罪論体系について,受講者が基本的な理解を有していることを想定して講義を行うので,事前に見返しておくことを強く推奨する。

授業時間外学習の指示

 各回の講義目次(席上配布)に明記する。予習すべき内容は「次回予習範囲」明記により指示する。復習すべき内容は教科書等の記述との対応関係の明記により指示する。

質問への対応方法

 各回の講義後に教室で質問を受け付ける。あらかじめ電子メールにより予約を取ることを条件として,学生便覧記載のオフィスアワーにおいて研究室で質問を受け付ける。

その他の注意

 上に教科書として指定した2教材は,受講者が予習してきたことを前提として,講義中に参照する。よって,必ず各自購入のうえ,毎回予習・持参することが求められる。

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ

 各回のテーマ及び講義内容は,ページ「講義計画」及び「講義目次」を見よ。

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https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/3YC3AC

コースサマリー:

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