コース要綱

知的財産法 Intellectual Property Law

[講義基本情報]

教員: 西井志織 Shiori NISHII
その他の教員: -
科目種別: 講義  
開講時期: Ⅴ期、Ⅶ期
対象年次: 3年 4年   
開講時限: 木3 木4  
単位数: 4
必修の有無:
教室: 遠隔授業の方法による。出校は控えること。

 

講義概要

現代社会においては情報の重要性が一層高まっているところ、財産的価値を有する情報の保護法制の中心をなすのが知的財産法です。本講義では、知的財産法の基本的体系や考え方、諸概念を正確に理解し、修得します。産業の発達・文化の発展等の法目的を実現するという大局的見地に立ち、個々の条文の解釈や具体的な問題解決をいかに行うべきかを総合的に判断する能力を養います。

In the modern sociery, the importance of Information increases more and more. The Intellectual Propety Law protects the information with proprietary value. In this course, students will understand and learn the system, ideas and concepts of IP Law accurately. Students will cultivate the ability to decide how to interpret the articles and how to solve the concrete problems from the broad viewpoint in consideration of the objective of IP Law (the development of industry and culture etc).

到達目標

知的財産法を考える際に重要なのは、情報の保護と利用のバランスを図るという視点です。本授業では、受講者が授業終了時に以下の知識・能力を身につけていることを目標とします。
(1) 知的財産法の基本的考え方や専門的基礎知識を正しく理解していること。

(2) 過去又は現在の問題について、関連する判例や学説を踏まえて、総合的に検討できること。

(3) 将来的に、知的財産法に関する新たな問題に直面したときに、身につけた知識を応用し、適切な判断を下すことができること。

教科書

判例集として、小泉直樹ほか編『特許判例百選〔第5版〕』(有斐閣、2019)、小泉直樹ほか編『著作権判例百選〔第6版〕』(有斐閣、2019)を用います。

教科書の購入は、宅配による販売を利用することを強く推奨する。
生協の行う宅配による教科書販売については下記ホームページを参照
http://www.nucoop.jp/book/news_2/news_detail_2487.html

参考書・参考資料

 ・特許法の文献としては、新しいものから順に、中山信弘『特許法〔第4版〕』(弘文堂、2019年)、高林龍『標準特許法〔第6版〕』(有斐閣、2017年)、茶園成樹編『特許法〔第2版〕』(有斐閣、2017年)、島並良ほか『特許法入門』(有斐閣、2014年)、駒田泰土ほか『知的財産法I 特許法』(有斐閣、2014年)などがあります。
・著作権法の文献としては、新しいものから順に、高林龍『標準著作権法〔第4版〕』(有斐閣、2019年)、島並良ほか『著作権法入門〔第2版〕』(有斐閣、2016年)、茶園成樹編『著作権法〔第2版〕』(有斐閣、2016年)、駒田泰土ほか『知的財産法II 著作権法』(有斐閣、2016年)、中山信弘『著作権法〔第2版〕』(有斐閣、2014年)などがあります。
・知的財産法全般に関する文献としては、新しいものから順に、平嶋竜太ほか『入門知的財産法〔第2版〕』(有斐閣、2020年)、土肥一史『知的財産法入門〔第16版〕』(中央経済社、2019年)、愛知靖之ほか『知的財産法』(有斐閣、2018)、小泉直樹『知的財産法』(弘文堂、2018)、茶園成樹編『知的財産法入門〔第2版〕〕』(有斐閣、2017年)、角田政芳『知的財産法〔第8版〕』(有斐閣、2016年)、田村善之『知的財産法〔第5版〕』(有斐閣、2010年)などがあります。
・他にも授業中に適宜指示します。

成績評価方法

期末試験(100%)によります。

60点以上を合格とします。

履修条件 履修条件は要しません。
授業時間外学習の指示

講義で配布するレジュメと上記教科書・参考書を用いて復習を重点的に行い、専門用語の意味等の基本的知識及び判例・学説の状況等について定着を図ること。

質問への対応方法 授業終了後に質問を受け付けます。それ以外でも、事前にメールをいただければ、日程調整をします。
その他の注意

最新の特許法・著作権法の条文を持参すること。

・本講義の初回は4月23日(木)です。

・本講義では、インターネットを活用した授業を行います。データ通信量がかさむことが想定されますので、十分なインターネット環境を自宅に速やかに準備いただくことを推奨します。

・学生への連絡、資料の配布等は、このcanvasシステムを用いて行います。毎回の受講に必要な情報を適時に受け取ることができるよう、受講者は必ず、本ページの下部にあるメンバー登録URLからメンバー登録を行ってください

 

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1 イントロダクション 知的財産法の全体像
2 特許法(1) 特許法総論
3 特許法(2) 発明、特許要件
4 特許法(3) 発明者、特許を受ける権利、職務発明
5 特許法(4) 出願、審査
6 特許法(5) 審判
7 特許法(6) 審決取消訴訟
8 特許法(7)

特許権の効力とその制限

9 特許法(8) 権利侵害とその救済
10 特許法(9) 特許権の利用
11 実用新案法 実用新案法概説
12 著作権法(1) 著作権法総論
13 著作権法(2) 著作物
14 著作権法(3) 著作者、職務著作
15 著作権法(4) 著作者人格権
16 著作権法(5) 著作権とその制限
17 著作権法(6) 出版権、著作隣接権
18 著作権法(7)

権利侵害とその救済

19 著作権法(8) 著作権の利用

 

20 不正競争防止法 不正競争防止法概説
21 商標法 商標法概説
22 意匠法 意匠法概説
23 その他 その他

 

 

 

※本コースにメンバー登録を希望する学生は下記URLにアクセスしてください。名大IDとパスワードで認証し、「コースへの登録」ボタンをクリックします。

https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/HAAPMX

コースサマリー:

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