コース要綱

2017特別講義・演習(ドイツ憲法理論) Special Lecture and Seminar (Studies in German Constitutional Theory)

[講義基本情報]

教員: 本 秀紀 Hidenori MOTO
その他の教員:
科目種別: 演習 Seminar
開講時期: 後期 Fall
対象年次:
開講時限: -
単位数: 4
必修の有無:
教室: -

 

講義概要

ドイツ国法学の古典的文献や最新の諸論文を精読し、現代公法の基本問題を考察する。どの文献を取り上げるかは、参加者と協議のうえで決定する。公法専攻者等のドイツ語ゼミとしての性格もあわせ持っている。

This course is designed to provide students with knowledge of German public law through intensive reading of German text.

到達目標

1.ドイツ国法学の理論的蓄積と到達点を把握することができる。
2.公法学に関わるドイツ語の読み方について、鍛錬することができる。
3.以上を通じて、研究能力および総合的問題処理能力の涵養を図る。

The aim of this course is to develop skills to read and understand German public law materials.

教科書

精読文献は、参加者と協議のうえで決定する。ドイツ公法学の動向を理解するうえで有益であり、かつ、各参加者が興味関心を共有できる文献を選ぶ予定である。参考までに、過去6年間に訳出・検討した文献は以下の通り。

2016年度:Heltmith Schultze-Fielitz, Artikel 20a, in Horst Dreier (Hrsg.), Grundgesetz: Kommentar, 3. Aufl., Tübingen 2015, S. 308 ff.
2012-13年度:Juergen Habermas, Braucht Europa eine Verfassung?, in ders., Zeit der Uebergaenge, Frankfurt am Main 2001, S. 104 ff.
2010-11年度:Carl Schmitt, Die staatsrechtliche Bedeutung der Notverordnung, insbesondere ihre Rechtsgültigkeit (1931), in ders., Verfassungsrechtliche Aufsätze aus den Jahren 1924-1954: Materialien zu einer Verfassungslehre, Berlin 1958, S. 235 ff.
2009年度:Wolfgang Rüfner, §117 Grundrechtsadressaten, in Isensee und Kirchhof (Hrsg.), Handbuch des Staatsrechts der Bundesrepublik Deutschland, Bd. 5. Allgemeine Grundrechtslehren, Heidelberg 1992.
2008年度:Max Weber, Unitarismus, Partikularismus und Förderalismus in der Reichsverfassung, in Heidelberger Zeitung, Nr. 74 vom 28. März 1919, S. 1 f., und in Nr. 75 vom 29. März 1919, S. 1 f. (jetzt in MWG 1/16, Tübingen 1988, S. 243 ff.)

Text of intensive reading will be decided through discussion with participants.

参考書・参考資料

高田敏・初宿正典編訳『ドイツ憲法集[第7版]』(信山社、2016年)
その他は、そのつど指示する。

Students may receive a reading list during the course.

成績評価方法

報告内容(50点)と討論への参加態度など(50点)を総合的に評価する。
総合点59点以下をF(不合格)、60~69点をC、70~79点をB、80~100点をAとする。

Students will be assessed by presentations(50%) and contributions(50%) to class discussion.
A: 100-80, B: 79-70, C: 69-60, F: 59-0

履修条件

とくにないが、主体的に研究する意欲のある院生の参加を希望する。
ドイツ語の文法は、各自で(できうるかぎり)事前に習得しておくことが期待される。

There is no condition to participate in this course.

その他の注意 大学院の演習なので、毎回出席することは当然の前提である。無断(または合理的理由のない)欠席および遅刻は、減点の対象となるので注意すること。
近年は政治学関係(政治史、政治思想史を含む)の院生の参加も増えており、今年度も参加を歓迎する。
参加者のドイツ語読解力に応じて、院生同士でプレゼミ(事前検討会)を開くこともある。

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1 打ち合わせ 4/19(水) 10:00~10:30 アジア法交流館セミナールーム4 今年度の方針および検討文献の確定
報告担当者の決定
検討文献の候補を考えてくること。

秋学期打ち合わせ:10/4(水)10:00~10:30 @アジア法交流館セミナールーム4

Assignments Summary:

日付 詳細