コース要綱

2017 法情報学Ⅳ

教員: 藤本亮
その他の教員:
科目種別: 講義
開講時期: Ⅳ、Ⅵ、Ⅷ
対象年次: 2,3,4
開講時限: 火3
単位数: 2
必修の有無:
教室: -

 

講義概要

※講義内容や課題内容は受講生数や理解程度の確認によって調整していきます。

法が言語によって構成されていることは明らかであるが、言語はすぐれて日常的であるがゆえに、法の文脈においてその特性について反省的に考察することは意外となされていない。本講義は、言語学的な観点から法情報にアプローチする意義を考えるため、先行する研究論文の購読と並行して簡単なテキスト分析の実習を行う。質的研究方法のひとつであるテキスト分析の原理は近時においてはビッグデータ分析などで応用範囲の広がっている分野である。

到達目標 「法と言語学」という領域についてその意義と限界を踏まえて一定の説明ができるようになる。テキスト分析についての基本的な理解を踏まえ、実習課題を通じて、簡単なコーパス分析を実施することができるようになる。
教科書 指定しない。必要な文献資料はCanvasを通じて配布する。
参考書・参考資料

樋口 耕一(2014)『社会調査のための計量テキスト分析―内容分析の継承と発展を目指して』ナカニシヤ出版。

橋内武・堀田秀吾編著(2012)『法と言語 ―法言語学へのいざない』くろしお出版

成績評価方法 毎回の授業での実習課題(30%)CANVASの会議室(ディスカッション)での議論への参加状況(35%)期末試験に代わるレポート(35%)※実習課題の未提出2以上、出席3分の2未満は欠格として単位取得はできない。20分以上の遅刻早退は欠席とみなす。
履修条件 法情報学Iを履修済みであること(未履修の場合は要相談)
その他の注意 参加型の授業であり日常的な積極的学習と授業への出席が求められる。授業計画は受講生の理解程度を考慮し,進度や内容の調整を行うことがある。シラバスシステム(Canvas)を最大限活用したペーパーレス授業である(紙の配布・提出等は一切ない)。履修前・授業開始前の問い合わせはafujimoto@law.nagoya-u.ac.jp、履修開始後の問い合わせはCanvasの「受信箱Inbox」を利用したメッセージを用いてください。

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
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講義概要

講義概要の説明と法と言語の関係の概要

CANVASディスカッション
2 法律の言葉 法律、日本国憲法について 指定資料読了、CANVASディスカッション
3 裁判の言葉 裁判、判決、裁判員裁判について 指定資料読了、CANVASディスカッション
4 テキスト分析(1) コーパス分析の原理と分析例 指定資料読了、CANVASディスカッション
5 犯罪と言葉 振り込め詐欺・偽証・名誉毀損 指定資料読了、CANVASディスカッション
6 テキスト分析(2) KH-Coderの紹介 実習あり 実習課題、CANVASディスカッション
7 言葉による同定 筆跡鑑定・文書分析・話者同定・剽窃・商標 指定資料読了、CANVASディスカッション
8 テキスト分析(3) 分析のためのデータの整理 実習あり 実習課題、CANVASディスカッション
9 法律の翻訳 司法通訳・法務翻訳 指定資料読了、CANVASディスカッション
10 テキスト分析(4) 抽出語分析 実習あり 実習課題、CANVASディスカッション
11 コミュニケーションと言葉 意味内容の解釈・記憶の変容・ストーリー 指定資料読了、CANVASディスカッション
12 テキスト分析(5) 共起分析 実習あり 実習課題、CANVASディスカッション
13 言語政策と法 言語権・言語政策 指定資料読了、CANVASディスカッション
14 テキスト分析(6) 対応分析 実習課題、CANVASディスカッション
15 まとめ 授業の総括と最終課題説明 最終課題

 

Assignments Summary:

日付 詳細