コース要綱

2017 東洋法制史

教員: 高見澤 麿
その他の教員: -
科目種別: 講義
開講時期: 夏季集中
対象年次: 3・4年
開講時限: 8月8日(火)、9日(水)、10日(木): 2限~5限、
8月14日(月): 2限~4限
単位数: 2
必修の有無:
教室: -

 

講義概要 清代を中心に司法制度を概観する。清代における国家の裁きは、地方官の管轄地域統治の重要な一部として行われた。一定以上の重要な事件は中央にまで上げられて慎重に検討された。他方、民間での裁きや紛争処理も行われていた。こうした裁きや紛争処理のあり方は近現代にまで影響を与えている。これらについて、歴史的に検討する。
到達目標 清代司法制度についての基本的な知識及び見方を理解することを目標とする。上記「講義概要」では近現代への影響に言及したが、安易な国民性論や法文化論には慎重な態度を保つことが必要であることにも留意されたい。その上で中国近現代司法制度を歴史的な観点から把握するきっかけを得てほしい。
教科書 とくに指定しない。
参考書・参考資料 授業において示す。
成績評価方法 出席率及び授業内試験とで総合的に評価する。
履修条件 とくに指定しない。
その他の注意 出席率を評価対象とするので、日程を検討して履修されたい。

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1 授業の進め方 授業の進め方
中国法史のとらえ方
2 官僚機構の概略 清代官僚機構の概略
3 地方制度 県と州。隣保制度。紳士。
4 民事的なものと刑事的なもの 戸婚田土銭債之案と命盗重案
5 覆審 審級と必要的覆審
6 当事者による上訴 翻異、京控
7 州県における手続 当事者の訴えや職権による開始から法廷での手続へ。
8 民間の紛争解決 第三者一般、宗族、同業者、村
9 清末・民国期 近代司法制度の導入
10 戸婚 中国家族法概観
11 田土 中国土地法概観
12 試験・成績について 試験・成績について。調べ方。
13 授業内試験
14 現代法との関係 中華人民共和国民事訴訟法・刑事訴訟法に見る歴史性
15 補論 講義のまとめ。未終了部分の補論。残された課題。

Assignments Summary:

日付 詳細