コース要綱

2016近代日本政治史基礎研究(戦前・戦後の日本政治)

[講義基本情報]

教員: 増田知子 MASUDA, Tomoko
その他の教員:
科目種別: 講義 Lecture
開講時期: 前期 First semester
対象年次:
開講時限: 木1,2 Thurs 1/2
単位数: 4
必修の有無:
教室:

 

講義概要

 テーマ:占領民主主義

  Democratization by the occupation policy

 ポツダム宣言受諾に始まる日本の占領改革、特に憲法をめぐる国家体制改革の議論を中心に、戦前と戦後の連続性と断絶を考察する。その際、戦前戦中戦後を通じた思想統制下の「民主化」と現代民主主義の様相とを比較検討する視座を養う。

 Mainly on an argument of the occupation reforms based on the Potsdam Declaration acceptance of Japan particularly the national polity reform over the constitution, we consider the social changing in Japan. We feed point of view to weigh the effects of the censorship and democracy in wartime and the occupation period.

到達目標  専門分野における研究能力を養うとともに、今日の政治社会状況に対し、総合的に問題処理能力を発揮できるよう、歴史と現代を結びつけて発想し、自分自身で課題を発見し、それを資料等に基づいて論証していくことを最終目標とします。
 授業で取り上げるトピックスは、明治憲法、満州事変、天皇制、国体観念、精神総動員、憲法改正、ポツダム宣言受諾、日本国憲法制定など、戦前、戦中、占領期、戦後と多岐にわたります。映像・文献・資料の解読、課題レポート提出、授業中のディスカッションなど、すべてそのプロセスに必要な内容となっています。
・受け身で聴講する姿勢ではなく、自主的な関心をもって資料の調査と解読に取り組むようになってもらうこと
・論文の形式をとったレポートの作成ができるようになること
・受講生が自力で資料(議会速記録、政治家の回顧録など)や先行研究の成果を使用して実証できるようになること

教科書 ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』上下巻、岩波書店
参考書・参考資料 適宜指示および配布します。
成績評価方法

成績は感想文、レポートの提出物、受講態度、期末試験の総合評価で行います。履修取り下げ制度は採用しません。期末試験を受験しない場合を「欠席」とします。

開始から15分以上の遅刻については1回につき5点減点します。9回以上の遅刻または欠席が5回以上あると単位は認めません。

履修条件 時系列で問題を説明する方法を用いないため、基礎な近現代の日本史、世界史のほか、憲法学の知識が必須です。
その他の注意 講義は木曜の1,2限180分を通じて行います。
このシラバスは、随時改訂されます。第1回のガイダンスは確定スケジュールや受講上の注意を説明しますので、必ず出席して下さい。

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
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4/13

1,2限連続

・ガイダンス

ビデオ『太平洋戦争』100分 政治史Ⅱ連続上映

 


・次回授業時に『太平洋戦争』感想文提出、感想を口頭で発表(1~2分)する。

2

4/20

1,2限連続

教科書:ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』下巻、第9章

この回から教科書必携のこと

3

4/27

1,2限連続

教科書:ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』下巻、第10章
4 5/11 『EFFECTS OF THE ATOMIC BOMB ON HIROSHIMA AND NAGASAKI』』90分、8:45~
高橋博子『封印されたヒロシマ・ナガサキ』一部分プリントアウト配付
原爆情報封印についての解説 他
宿題:『EFFECTS OF THE ATOMIC BOMB』の感想レポート作成、1000字程度。次回授業1限時に口頭で感想を発表(1~2分)する。
5 5/18

教科書:ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』下巻、第11章

 

6 5/25

教科書:ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』下巻、第12章

『日本国憲法誕生』DVD 70分視聴

 

 

宿題:『日本国憲法誕生』の感想レポート作成、1000字程度。次回授業1限時に口頭で感想を発表(1~2分)する。
7 6/1

教科書:ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』下巻、第13章

古関彰一『日本国憲法誕生』

8 6/8

教科書:ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』下巻、14章

映画の検閲

映画『日本の悲劇』45分、『戦う兵隊』65

9 6/15

教科書:ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』下巻、14章

江藤淳『閉ざされた言語空間』

 

10 6/22

教科書:ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』下巻、

15

11 6/29 教科書:ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』下巻、

丸山真男「軍国支配者の精神形態」

 『東京裁判』60分

 

次回「東京裁判」レポート提出

12 7/6

教科書:ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』上巻、6章新植民地革命

13 7/13

教科書:ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』

上、第7章 革命を抱きしめる

期末レポート提出 

14 7/20 第8章 革命を実現する 総括 期末レポート作成提出    期末レポート課題 日本の占領とは

 

Assignments Summary:

日付 詳細