コース要綱

2017民事訴訟法特殊研究B(民事訴訟法判例研究)

[講義基本情報]

教員: 渡部美由紀 Miyuki Watanabe
その他の教員:
科目種別: 演習 Seminar (in Japanese)
開講時期: 後期 2nd Semester
対象年次:
開講時限: -
単位数: 2
必修の有無:
教室: -

 

講義概要

Course Contents

この講義では、倒産法に関する基本的な原則や制度枠組みを正確に理解し、倒産法に関する判例等の具体的ケースを素材として、議論を通じて解決方法を検討するとともに、一層の理解を深めることを目的とする。

The aim of this course is to help students acquire a correct understanding of the fundamental principles and framework of Insolvency law. This course deals with the important cases and issues of this field. It also enhances the development of students’ skill in making oral presentation.

到達目標

Attainment Target

(1)判例の理解を通じて、倒産法の原則および概念をより正確に理解する。
(2)学説・判例を正確に理解し、応用・発展的な議論を展開することができる。
(3)他者の見解を踏まえたうえ、論理的かつ説得的な私見を提示することができる。

(1)Acquire a correct understanding of the fundamental principles and framework of Insolvency law.

(2)Acquire a correct understanding of academic theories and important cases of Insolvency law and make discussion about that.

(3)Present one's own opinion persuasively about issues.

教科書 Textbooks 適宜指示する。 instruct accordingly

参考書・参考資料

Reference books and documents

適宜指示する。 instruct accordingly

成績評価方法

Grading system

期末試験50%、発言や質問、課題への取り組み、報告担当時のプリント作成など授業への参加度50%の割合で評価する。

Final exam 50%; Student's class performance 50%

履修条件

Course conditions

倒産法の基礎知識を有していること。

Basic knowledge of Insolvency law

その他の注意

Other conditions

この科目を法科大学院生が受講する場合、未修3年次生(既修2年次生)に限り履修を認めます。
新司法試験の先端科目で倒産法を選択希望する学生には出席することをお勧めします。

This course is opened for Law school students.

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1 倒産と法的処理


ガイダンス
倒産制度の総論的復習
(1)倒産手続法の基本的な考え方、(2)破産手続の流れ、(3)民事再生手続の流れ、について復習する。
報告分担の決定
基本書の該当部分を読んでくる。

2 倒産手続開始申立て

(1)倒産能力、(2)倒産手続開始要件、(3)倒産手続開始の申立て、(4)保全処分、(5)倒産手続開始に対する不服申立てに関する事例・問題を中心に扱う。

①課題判例を読み、事案・判旨を理解したうえで、その問題点を把握しておく。
②基本書の該当部分を読んでくる。
③課題をこなしておく。
3 倒産者の地位と手続機関、破産財団の管理・換価



(1)倒産者の地位、(2)管財人の地位・権限、(3)訴訟当事者適格・訴訟手続の中断・受継(4)財産の管理・換価に関する事例・問題を中心に扱う。 ①課題判例を読み、事案・判旨を理解したうえで、その問題点を把握しておく。
②課題をこなしておく。
③基本書の該当部分を読んでくる。
4 契約関係の処理(1)


(1)倒産手続開始後の権利取得、(2)双務契約の処理(売買)、(3)取戻権に関する事例・問題を中心に扱う。 ①課題判例を読み、事案・判旨を理解したうえで、その問題点を把握しておく。
②課題をこなしておく。
③基本書の該当部分を読んでくる。
5 契約関係の処理(2)


双務契約の処理(賃貸借・請負・リース契約・その他)に関する事例・問題を扱う。 ①課題判例を読み、事案・判旨を理解したうえで、その問題点を把握しておく。
②課題をこなしておく。
③基本書の該当部分を読んでくる。
6 否認権(1)


否認権(詐害行為否認・偏頗行為否認)に関する事例・問題を中心に扱う。 ①課題判例を読み、事案・判旨を理解したうえで、その問題点を把握しておく。
②課題をこなしておく。
③基本書の該当部分を読んでくる。
7 否認権(2)


否認権(さまざまな否認権)に関する事例・問題を中心に扱う。 ①課題判例を読み、事案・判旨を理解したうえで、その問題点を把握しておく。
②課題をこなしておく。
③基本書の該当部分を読んでくる。
8 相殺権


相殺権に関する事例・問題を中心に扱う。 ①課題判例を読み、事案・判旨を理解したうえで、その問題点を把握しておく。
②課題をこなしておく。
③『基礎トレーニング倒産法』第9章を読んでくる。
9 倒産手続における担保権の取扱い(1)


担保権の取扱い(担保権総論・典型担保)に関する事例・問題を中心に扱う。 ①課題判例を読み、事案・判旨を理解したうえで、その問題点を把握しておく。
②課題をこなしておく。
③基本書の該当部分を読んでくる。
10 倒産手続における担保権の取扱い(2)


担保権の取扱い(非典型担保・再生手続における担保権)に関する事例・問題を中心に扱う。 ①課題判例を読み、事案・判旨を理解したうえで、その問題点を把握しておく。
②課題をこなしておく。
③基本書の該当部分をよんでくる。
11 倒産債権


倒産債権に関する事例・問題を中心とする。 ①課題判例を読み、事案・判旨を理解したうえで、その問題点を把握しておく。
②課題をこなしておく。
③基本書の該当部分を読んでくる。
12 配当、破産手続の終了


(1)配当、(2)破産手続の終了に関する事例・問題を中心に扱う。 ①課題判例を読み、事案・判旨を理解したうえで、その問題点を把握しておく。
②課題をこなしておく。
③基本書の該当部分を読んでくる。
13 再生計画



(1)再生計画の策定、(2)再生計画の履行に関する事例・問題を中心に扱う。 ①課題判例を読み、事案・判旨を理解したうえで、その問題点を把握しておく。
②課題をこなしておく。
③基本書の該当部分を読んでくる。
④これまでの復習をしておく。
14 個人債務者の倒産手続



個人債務者の倒産手続に関する事例・問題を中心に扱う。 ①課題判例を読み、事案・判旨を理解したうえで、その問題点を把握しておく。
②課題をこなしておく。
③基本書の該当部分を読んでくる。
15 学期末試験・講評


学期末試験を行う。 総復習をしておく。

 

Assignments Summary:

日付 詳細