コース要綱

2017経済法基礎研究B (経済法の現代的課題)Fundamental Studies in Economic Law B

[講義基本情報]

教員: 林 秀弥
その他の教員:
科目種別: 演習(使用言語:日本語)
開講時期: 後期
対象年次:
開講時限: 木5
単位数: 2
必修の有無:
教室: 第一会議室

 

講義概要 ●今日の国際的・先端的な事業活動において、経済法なかんずく独占禁止法の理解が不可欠である。本授業では、ゼミ形式をとりつつ、独占禁止法を中心とした経済法の最新の内容について,理論的および実務的側面の双方から明らかにする。基本的には,判決例および公正取引委員会の審決例やガイドライン(指針・運用基準)に沿って,日本の現行の独占禁止法の全体像を正確かつ客観的に議論する。
●経済のグローバル化に伴い,日本の主要企業のほとんどがアメリカおよびヨーロッパでもビジネスを展開している。したがって,授業では,必要な範囲で,米国反トラスト法およびEU競争法との比較法的考察も行う。
●「経済法基礎研究B」では,経済法の体系的理解の獲得を目指し、独占禁止法の主要違反類型に焦点を当てる。経済法基礎研究Bでは、経済法総論、独占禁止法の主要規制にくわえて、不公正な取引方法の規制・独占禁止法の手続についても包括的に議論する。
●可能であれば(時間の余裕があれば)、実務家(弁護士・公正取引委員会職員等)を招いて講演してもらい、実務と理論の架橋に留意する。

到達目標 第1に,経済法体系における独占禁止法の位置づけを理解する。
第2に,独占禁止法全般について基礎的な知識を正確に修得する。
第3に,独占禁止法の解釈論上の主要論点について,理論の筋道に沿って議論を展開しうるようにする。併せて,理論上の問題を解決する能力を身につける。
第4に、独占禁止法の執行手続を習得し、独禁法を道具として実際に使いこなせるための能力を涵養する。
教科書 ①泉水・土佐・宮井・林『リーガルクエスト経済法』第2版 有斐閣 2015年
②舟田・金井・泉水編『経済法審決・判例百選(第7版)』 有斐閣,2010年
参考書・参考資料

金井・泉水・川濱編『ケースブック独占禁止法【第3版】』弘文堂 2012年

成績評価方法 (1)前記到達目標第1ないし第3に対応して,毎回の予習において,あらかじめ指示した資料等により主題に関する基礎知識を確認しておくことを義務づける。

また、毎回の授業において、担当者の研究報告に対する発言を義務づける。ケース・メソッドおよびプログラム・メソッド・ソクラテス・メソッドを併用する。

(2)到達目標第1~第4に対応して,研究報告を義務づける。

*評価基準(100点)

(1)毎回の授業において担当者が発する質問に対する発言の内容等(50点)

※これは、各自の予習状況を把握するとともに、当該時点における習熟度を審査するためのものである。なお、授業の無断欠席(事後に欠席理由の報告を行っても、原則として無断欠席として扱うので注意すること)は、この(1)の評価を著しく減殺するものとして扱うので、あらかじめ注意すること。

(2)研究報告(50点)。

以上の割合で,(1)(2)の結果を総合して評価を行う。評価に際しては,論理的な筋道に沿って思考過程を自己の発言および文章で表現し,妥当な結論を導くことができるかどうかを重視する。
履修条件 特にないが、経済法について既に自学自習済みであり、経済法の概要について、ひととおりの知識があると認められることが望ましい。
その他の注意

●受講者の学修の進捗状況は、担当者との随時の個別面談を通じて、適宜フォローアップを行う。
●履修について疑義がある場合には、直接、担当者にメールで問い合わせること。
●オブザーバー参加者は、開講前に担当者までメールで必ず連絡し、必要な学習上の指導を事前に受けておくこと。それがない場合の受講は認めないので注意すること。

●学部ゼミと共催する。

担当者メールアドレス:shuya.hayashi@law.nagoya-u.ac.jp

 

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ

 


※本コースにメンバー登録を希望する学生は下記URLにアクセスしてください。名大IDとパスワードで認証し、「コースへの登録」ボタンをクリックします。

https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/98L8W9

Assignments Summary:

日付 詳細