コース要綱

2017演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(本秀紀)

[講義基本情報]

教員: 本 秀紀
その他の教員: -
科目種別: 演習
開講時期: 後期
対象年次: 2年3年4年
開講時限: 金5,6
単位数: 4
必修の有無:
教室:

 

 

講義概要 「現代憲法学の基本問題」

 日本では、憲法と現実があまりにも乖離している。立憲国家としてこんなことでいいのだろうか? 法学部の学生なら、安直に「憲法を現実に合わせればいいじゃん!」とは言うまいが、かといって「憲法は最高法規なんだから!」と力んでみても、世間はおろか裁判所にだって通用しない。
 本演習では、そうした憲法状況をどのように理論づけ、問題解決への筋道を見出したらよいか、憲法学の基本問題を学修することを通じて、問題領域ごとに検討する。具体的にどのようなテーマを取り上げるかは、参加者と協議のうえで決定する(ちなみに2016年度は、表現の自由とヘイトスピーチ、天皇の生前退位、夫婦同氏制の合憲性、総務大臣による電波停止と放送の自由、電話の傍受と通信の秘密、選挙権と投票価値の平等、裁判員制度の合憲性、平和主義と自民党改憲案、アイヌ民族と文化享有権、大学入試におけるポジティヴ・アクションなどの諸テーマを検討した)。
 演習の運営形態についても、参加者の人数と顔を見て協議・決定することとしたい。通例は、テーマごとに報告者を決め(人数次第ではグループで担当)、その報告に基づいて参加者全員で議論をしている。

到達目標 1.現代憲法学の理論的蓄積と到達点を把握することができる(専門的基礎知識の修得)。
2.憲法というフィルターを通して、日本の国家や社会の問題状況を考えることができる(総合的に判断する能力および的確に意思決定する能力の涵養)。

教科書 なし

参考書・参考資料 各回ごとに指示する。

成績評価方法 報告内容(50点)と討論への参加態度など(50点)を総合的に評価する。
総合点59点以下をF(不合格)、60~69点をC、70~79点をB、80~89点をA、90~100点をSとする。

履修条件  特別な参加要件はないが、演習は、学生の自主的・主体的参加によって自律的に運営され、教員はそれに学問的アドヴァイスを与えるものと理解しているので、そうした心構えと意欲をもった学生の参加を期待したい。演習の内容等について質問・相談のある場合は、アポイントメントをとったうえでの研究室への来訪をお勧めする(moto@law.nagoya-u.ac.jp)。また伝統的に、他に所属ゼミを有したうえで本(ほん)ゼミを「掛けもち受講」する学生も多く、そうした参加者も歓迎したい。
 なお、憲法Ⅰ・Ⅱ(および3~4年時に比較国制論)を受講することが望まれる。

その他の注意  演習なので、毎回出席することが当然の前提である。無断(または合理的理由のない)欠席および遅刻は、減点の対象となるので注意すること。
 大学院との合同ゼミでもあるので、学部生は、院生から勉学上の有益な示唆を得ることができる。また、アジア地域の留学生も受講しているので、受講生は、他の国の憲法状況や法文化を学ぶこともできる。

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1 打ち合わせ
[4月14日 5限]
文系総合館302/303教室
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とくになし
受講を希望する人(迷っている人も含む)は、とりあえず、5限開始時に文系総合館302/303に集まって下さい。

 

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