コース要綱

特殊講義・法曹養成演習Ⅰ(実定法)

[講義基本情報]

教員: 丸山絵美子
その他の教員: 愛敬浩二  橋田久     栗田昌裕
科目種別:
開講時期: 後期
対象年次: 2年 
開講時限:    水曜 5限
単位数: 2単位
必修の有無:
教室: -アジア交流館レクチャールーム2

 

【講義概要】

ソクラティックメソッド(質疑応答)を用いた事例問題の検討が行われる。参加の学生は、配布の事例問題や最高裁判決について、学部講義で使用している教科書や判例百選を用いて予習のうえ、演習に参加する。演習の中で、法的思考能力、事例問題の解決能力を修得し、勉強の仕方を身に着けることが目的である

 ガイダンス1回、民法5回、憲法4回、刑法4回の演習が予定される。

 科目ごとに、演習の流れは講義計画に記載の通りである。

※なお、この講義は、前期に用紙の提出による参加申込受付が行われている科目です。受講についてご不明な点は、教務または上記担当教員にお問い合わせください。 

【参考書】

 

 ・民法:学部講義で推奨された教科書、民法判例百選を予習で活用すること。

 ・憲法:学部講義で推奨された教科書、憲法判例百選を予習で活用すること。

 ・刑法:学部講義で推奨された教科書(単著のもの)と判例教材。

 

 

【成績評価】

出席、答案作成・分析や質疑応答の状況による「平常点」+演習で取り上げた事例問題から一つ選択し、「各科目の最終回に提出してもらう答案」で総合評価する。民法・憲法・刑法の担当者による評価の平均で最終成績となる。

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1

ガイダンス

 10月4日

 事例問題の検討について、あらかじめ答案作成担当を割り振る。

 担当をガイダンスのときに決定する。また、座席指定とし、答案検討においてグループで議論することにより疑問点の確認ができるようにする。

2

民法1 事例問題検討①

10月11日

民法では、一つの事例を、1週間~1週間半利用して取り組む。

1)学生は、事例問題①について、教科書や百選を参考に検討し、解決の流れを自分で考えてくる。

2)講義では、事例問題に関係する基礎知識を条文などを確認しながら、ソクラティックメソッドで学生に質問が行われる。 

3

民法2事例問題検討①②

10月18日

前半

1)①の参考答案について、作成者からコメントする。

2)グループで議論する。

3)最終コメント

後半

事例問題②に進む。

 2回目と同じく、基礎知識確認、ソクラティックメソットでの応答。  

4

民法3事例問題検討②③

10月25日

前半

事例問題②についての答案検討

後半

事例問題③についての基礎知識確認など 

5

民法4事例問題検討

③と最高裁判決

11月1日

前半

事例問題③についての答案検討 

後半

次週の判決の予備知識確認・討論チームについて準備決定する。

最終レポートについて指示する。

6

民法5最高裁判決検討

11月8日

 

学説の批判の強い最高裁判決などを素材として、最高裁の判断を理解したうえで、法律論についてディベートする。法的な議論の面白さにも触れる機会とする。

7

憲法1予備的講義

11月15日

 

学部の講義で学習した憲法の知識・理解を、事例問題の検討や判例の分析に活用する方法について講義する。講義の一部で、ソクラティックメソッドを用いる。

8

憲法2事例問題検討①

11月22日

詳細は「アナウンス」欄に後日掲載するが、憲法の事例問題検討の流れは概ね次のとおりである。

1)参加学生のうち3年生について、たたき台答案作成担当と答案分析担当を指名しておき、当日の3日前までに提出。

2)当日担当者以外の学生は、事例問題を教科書や百選を参考に検討し、解決の流れを自分で考えてくる。

3)講義では、事例問題に関係する基礎知識を条文などを確認しながら、ソクラティックメソッドで学生に質問が行われる。

4)基礎知識確認を終えたところで、答案作成担当学生は、自分の作成した答案について解説し、分析担当者が、答案の流れや他の解決の可能性などをコメントする。

5)以上の議論を踏まえて、ソクラティックメソッドで学生に質問が行われる。

 

9

憲法3事例問題検討②

12月6日

※11月29日は金曜授業予備日

第8回の本欄を参照。
10

憲法4事例問題検討③

12月13日

 第8回の本欄を参照。

3回事例問題の中から、一つ選択方式で、答案の提出について指示する。

11

刑法1最高裁判決の検討①

12月20日

最判昭和四六年一一月一六日(刑集二五巻八号九九六頁)につき、各事実審において認定された事実、各審級の判旨を確認する。 左に掲げた判例を読んで講義に望む。「ウェブ」上では横書き版も公開されているが、正規のものとは頁番号が異るので使用しないこと。
12

刑法2最高裁判決の検討②

1月10日

同上。
13

刑法3事例問題検討①-1

1月17日

一つの事例問題を2回に分けて取り扱う。答案作成の前提である、当該事例に含まれる刑法上の問題点の発見、関連する判例、学説の状況の確認に重きを置き、教員と学生との問答形式で基礎知識の定着を目指す。

答案の作成は、第14回の講義が終わってからで良い。
14

刑法4事例問題検討①-2

1月24日

同上。

答案の作成、提出について指示する。

15

 ※本コースにメンバー登録を希望する学生は下記URLにアクセスしてください。名大IDとパスワードで認証し、「コースへの登録」ボタンをクリックします。

https://canvas.law.nagoya-u.ac.jp/enroll/W93XY9

Assignments Summary:

日付 詳細