コース要綱

2017特殊講義(変容する社会と法)

[講義基本情報]

教員: 原田 綾子 Ayako Harada
その他の教員: -
科目種別: 講義 Lecture in Japanese
開講時期: Ⅵ期Ⅷ期 
対象年次: 3年 4年  3rd and 4th
開講時限: 火3 Tue 3
単位数: 2
必修の有無: 無  None
教室: -

 

講義概要

現代社会における人間生活の変化に伴い、従来は法が積極的に関与しなかった、あるいは関与の程度が必ずしも高いとはいえなかった諸領域における法の拡大、すなわち「法化legalization」の現象が広く見られるようになっている。

本講義では、まずこの「法化」をめぐる内外の議論を参照しながら、その理論的・現実的意義について検討する。(1~2回程度)

そのうえで、現代の家族生活や家庭生活に深く関連する諸問題をとりあげ、そこでの「法化」のありようを多面的に見ていく。取り上げる具体的なテーマは次のようなものを予定しているが、制度の動向を踏まえて若干の変更を行う可能性がある。

① 婚外子差別と法
② 夫婦と子の氏
③同性パートナー関係の法的承認

④児童虐待への対応と法
⑤ 離婚に伴う家族の変動と法
⑥ お産と医療過誤訴訟


現代の社会において、人々の法への期待はいったいどのようなものなのか。人々の新しい要求を法はどう受け止めているのか。その際、法の側にも何らかの変化が生じているのか。こうした視点から、現代社会における法の現実のあり様について学習する。

Due to the change in human life and social relations in contemporary society, law has been expanding its roles in areas where the role of law was once very limited. Such a phenomenon may be called "legalization." This course provide general overview of legalization theories and then look at the actual situation of this phenomenon focusing on the Japanese latest developments in laws related to family relationship and family life. Topics include discrimination against children out of marriage, same sex partnership, child abuse, divorce and child custody, perinatal medical malpractice.  

到達目標 現代社会における法の役割や機能について、その限界も含めて評価し、分析する力を身につける。
教科書
参考書・参考資料 授業において適宜示す。
成績評価方法 平常点(出席・リアクションペーパー)30%、期末試験70%とする。期末試験を欠席した者は「欠席」とする。
履修条件

「法社会学」を履修済みであることが望ましい。「法社会学」を後で受講してもよい。

その他の注意

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1 イントロダクション/
「法化」とは何か
講義概要の説明
「法化」をめぐる議論①
2 現代の家族関係・家庭生活の「法化」 「法化」をめぐる議論②
3 現代の家族関係・家庭生活の「法化」 婚外子差別と法①
4 現代の家族関係・家庭生活の「法化」 婚外子差別と法②
5 現代の家族関係・家庭生活の「法化」 夫婦と子の氏①
6 現代の家族関係・家庭生活の「法化」

夫婦と子の氏②

7 現代の家族関係・家庭生活の「法化」 同性パートナー関係と法①
8 現代の家族関係・家庭生活の「法化」 同性パートナー関係と法②
9 現代の家族関係・家庭生活の「法化」 児童虐待への対応と法①
10 現代の家族関係・家庭生活の「法化」 児童虐待への対応と法②
11 現代の家族関係・家庭生活の「法化」 離婚に伴う家族の変動と法①
12 現代の家族関係・家庭生活の「法化」 離婚に伴う家族の変動と法②

13 現代の家族関係・家庭生活の「法化」 お産と医療過誤訴訟①

14 現代の家族関係・家庭生活の「法化」 お産と医療過誤訴訟②

 

Assignments Summary:

日付 詳細