コース要綱

2016法学史

[講義基本情報]

教員: 神保文夫
その他の教員: なし
科目種別: 講義
開講時期: Ⅳ期
対象年次: 2年
開講時限:

月2

単位数: 2
必修の有無:
教室: -

 

講義概要 日本の近代法・法学は西洋近代法を継受することによって成立したが、それらが具体的にどのようにして日本に移植され、定着・同化し、あるいは変容していったかを明らかにすることは、法文化の移転・伝播の顕著な一例としてそのことじたい興味深いことであるとともに、現代日本の法・法学に対するより深い認識・理解を導く一助ともなるであろう。この講義では、西洋近代法・法学の史的系譜を簡単に概観した上で、「立法」・「学説」・「裁判」・「法律家」等の諸側面に着目しつつ日本近代法の形成・展開を跡づけ、その特徴や問題点を考えたい。
到達目標 日本近代法の歴史について専門的基礎知識を備えるとともに、自分自身の法の歴史像を持ち、それを文章化して論じることができる。
教科書

使用しない。

参考書・参考資料 日本近代法制史に関する概説書として、浅古弘ほか編『日本法制史』(青林書院、2010年)〔第2部 近代法〕をあげておく。その他の文献は講義の中で適宜紹介する。
成績評価方法

学期末の筆記試験による。

履修条件 なし。
その他の注意

特になし。

 

テーマ 講義内容 授業時間外の学修活動 関連ページ
1 序論

講義プラン、参考文献など

2 西洋法文化の形成と展開(1)総説 法系論など

 

3 西洋法文化の形成と展開(2)大陸法系 ローマ法の史的系譜、近代の大陸法系など

 

4 西洋法文化の形成と展開(3)英米法系

 イギリス法の史的系譜、近代の英米法系など

5 日本近代法体系の形成(1)総説 西洋近代法継受の目的と方法など
6 日本近代法体系の形成(2)明治初年の法 高札、太政官日誌、裁判事務心得など
7 日本近代法体系の形成(3)法典編纂(その1憲法) 五箇条御誓文、私擬憲法、大日本帝国憲法など
8 日本近代法体系の形成(4)法典編纂(その2刑法)

 仮刑律、新律綱領、改定律例、旧刑法など

9

日本近代法体系の形成(5)法典編纂(その3民法)

旧民法、法典論争、明治民法など

 

10 日本近代法体系の形成(6)法典編纂(その4商法) 旧商法など
11 日本近代法体系の形成(7)法典編纂(その5民事訴訟法) 訴答文例、旧民事訴訟法など
12 日本近代法体系の形成(8)法典編纂(その6刑事訴訟法) 治罪法、旧々刑事訴訟法、旧刑事訴訟法、陪審制など
13 日本における近代法曹の形成(1)裁判官・検察官 司法職務定制、判事登用規則、裁判所構成法など
14 日本における近代法曹の形成(2)弁護士 代言人規則、弁護士法など
15 結論 講義のまとめ

 

Assignments Summary:

日付 詳細